医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

わーい、ハラスメントごっこですね、僕も混ぜて・・・⑯ 「インシリコハラスメント」「インターンシップハラスメント」

インシリコハラスメント  コンピュータ上の仮想実験・計算結果等で結果がもう解っているのに、わざわざ in vivo(生体中で)やin vitro(試験管内で)の時間をかけた実験を笑うハラスメント
「尻森先生、その物質は in silico で結果が出ているのに、半年もかけてわざわざ実験を
したんですか? で・・・結果は in silico と全く同じだったんでしょ?(この無駄人間め!後追いの実験しか、しない奴居るよなあ・・・新しいこと思いつかないの?)」
in silico シリコはシリコン(集積回路を構成する半導体原料)の略       「コンピューターを用いた」の意味 in vivo(生体中で)やin vitro(試験管内で)との対比で生まれた言葉
in silico screening コンピュータ上で仮想実験を行い,薬理効果や薬物動態などを
          予測して,薬物として優れた性質を持つ化合物を選択すること

 

インターンシップハラスメント  企業がインターンシップや仮採用中の学生などの就労現場に隠しカメラ・録音録画装置などを仕掛けて、本採用の判断材料にするハラスメント(普通?)。特に、休憩場所・洗面所・食堂・喫煙所などでの会話に本性が出る。
①「王東君、あの木津円森って学生は、ほぼ一時間ごとに喫煙所に現れるやないか!絶対、本採用無しな!あれは無駄人間や!」
②「オイオイ、この会話聞いてみろ・・・あの日半森って奴は・・不満と批判と愚痴・・・社長の事まで貫禄が無いとか、ナヨナヨしてるとかボロクソに言うぞ・・・・明日で終わりやな、何か理由を付けて切ってしまえ!」


Internship インターンシップ 就業体験
  学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある
就業体験を行える制度(就職に密接)   勿論、就職活動本番でのミスマッチを防ぐ目的もある 
もう医学部では(死語・制度変更)行われ無いが、看護師・検査技師学校等では活発に行われている

 
Externship エクスターンシップ  エクスターンは「学生が行う学外での研修」
キャリア教育のひとつとして大学生を対象に行われる短期就業体験プログラム    インターンシップの目的はあくまで就職活動における企業と学生(応募者)のミスマッチを減らすこと(だから、インなのね)
エクスターンシップでは、就業体験を通して職業への理解を深め、学習やキャリアビジョンの形成に役立てることに主眼が置かれます。そのため、就職活動とは直接関係無く、あくまで教育そのものがメイン                   pharmacy practice externship 薬局実務研修


Fellowship フェローシップ=米国でインターンシップ後に、特定の医学分野でのさらなる専門教育訓練を言う。 友達付き合い・大学の特別研究員やその地位の意味も