クラッシュハラスメント クラッシュ症候群を理由に、救助に時間が掛かる・・・でも本人にとってはハラスメントに感じるよなあ・・・「は・早く出してくれ！ た・助けてくれ！」
Crush Syndrome クラッシュ症候群 圧挫症候群・挫滅症候群 災害等で、骨格筋が
長時間（２時間以上）圧迫されることによる重篤な症候群 圧迫を取り除くと筋肉に急に血液が流れ出し、ミオグロビン尿症・高カリウム血症・腎障害等で、急速な心停止を起こすことがあり危険。阪神大震災では、少なくとも372人が発症し、そのうち50人が死亡・・・とかなり危険
「痛井森さん、すぐ助けますが、６時間も柱に足を挟まれていてクラッシュ症候群の危険性が有ります、まず柱を取り除く重機も必要のようですし、ICUのある受け入れ先病院が先に決まるまで辛抱頂くことになるかと・・このような症例は、一般病院では無理なんでね・」「け・煙くさいじゃないか、近くの家が燃えてるんだろ？ は・早くしろ！俺は議員だぞ！世の中に絶対必要な人間なんだ！・・・」 「ハイハイ、大丈夫ですよ（議員は関係ねえだろ！あんた年寄だから、隣の家の子供たちの方が先ね、偉そうに怒鳴る奴と可愛い声で泣く子供のどっちから先に助けるのか？って問題かもな？）」
ゴーストサージャリーハラスメント
Ghost surgery ゴースト手術 本来手術する資格の無い外科医や患者の同意（許可）の無い医師がする手術。 レジデント・研修医等が患者の同意なしに手術する。
緊急の場合（意識の無い患者で、手術しなければすぐに死ぬが、研修医等しか居ない）は？ こう呼ばないんですよね・・・・
「河中縞さんの手術をあの阿寒森にさせるのですか？ それ完全にゴーストになりますけど？」「いいんだ、河中縞さんはステージⅣだろ？ まあブラックタグ手前の患者のようなもんだろ？・・彼はエルステオペ前だけど、医師免許は有るんだし、前に日付無しでもらった患者の同意書やサインもあるから大丈夫や、俺が前立（第一助手）するしな・・・彼には後日、皆に知らせてからマーゲンのエルステオペをやってもらう、今日はまあ練習試合やな！これ内緒やぞ、いいな！・・・」
Triage tag トリアージタグのブラックdeceased 黒（全く治療されない・直ちに処置しても救命が不可能 無呼吸群・ほぼ心肺停止）
Erste エルステ (独) 最初の・一番目の エルステ・オペ＝初めての（大きな）手術
アメリカでは研修医がブラックタグの患者に研修目的で勝手に手術をして、大きな問題になった事がある。
ゴーストタブレットハラスメント ゴーストタブレットになりそうな（そんな報告のある）錠剤なのに、事前に何も説明せずに患者に処方・手渡すのは、もうハラスメントですよね？
Ghost Tablet ゴーストピルとも 徐放剤などで、コーティーング加工した製剤は、主薬が溶け出した後の抜け殻（外枠）が白い形を保って排泄されることがある。
アサコール・デパケンR・オキシコンチン・ケーサプライ（これは発売中止）などなどで報告されている。「お・欧東先生、先生の処方で薬局でもらった薬を飲んだら、そのままの形で便の中に出てきました これ安物メーカーのゾロゾロ品ですか？ これじゃ私の病気どうなるんですか・・・」「区相森さん、落ち着いてください この錠剤は徐放製剤と言いまして・・・錠剤の周りに細かな穴が沢山開いてるんですよ、そこからゆっくり成分が溶け出しますね・・・そして、丈夫な抜け殻の外枠・マトリックス基剤などと言いますが、これが排出されたもんなんです。ね、大丈夫ですから、続けて飲んでくださいね・・・（イチイチ便をほじくるなよ！くそメンドクセエ！）」
因みに、フィルムコーティーング錠等が何らかの理由（温度や経年変化での硬化とか、
製造時のミスなどで）で被膜が強くかかり過ぎた場合は、全く人体の消化管の中で溶解せず、そのまま排出される事例も過去に有りました。 勿論、全製品回収のメンドクサイ事件となりました。
