医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ホー!コレが噂のハラスメントですか?・・・効きますなあ ㊲「エンピリックセラピーハラスメント」「エンプティ発話ハラスメント」

エンピリックセラピーハラスメント  医師が細菌感染症を疑って、経験的に抗菌薬治療をする・・・でも、まるで効果がなく・・・入院が長引く(最終的に手術の例も)のは、患者にとってはハラスメントになる。 まあ、ほとんど全ての患者に稀な疾患を疑って、各種精密検査を行えば、それは過剰検査って言われるしなあ・・


Empiric therapy Empirical therapy  経験的治療 経験、検討 藪医者の意味もあり
例えば、病原菌の種類等を明らかにしないまま、経験的に薬剤・抗菌剤を選択すること
その特殊な細菌(抗菌薬に反応しないクロストリジウム壊死性腸炎)で入院が一ヵ月以上になった友人が居る。血液検査だけじゃ無く、便培養や毒素検査等を早くやっていればなあ・・・10kg以上も体重が減ってフラフラ、白髪まで増えてボロボロ状態・・・でもまだ生還しただけマシだったのか?
empirical 経験的な,経験[実験]上の  尿路感染症抗生物質のエンピリックな選択肢は・・などと言うでしょ? 
Empirical administration 経験的投与

 

エンプティ発話ハラスメント  エンプティ発話をする人に対するハラスメント 
Empty departure story エンプティー発話・空言語 
発話量に比べて情報量が少なく、キーワードが出てこないのでチョット・・イライラするよなあ・・・


例① 「欧東さん!何の話?」  「えーとね、あれがね、そうそう、あれだよあれ・・・売れるって言って発売して副作用が多くて発売中止になった・・・・ホラ」    「うーん、何時頃の話ですか?何の薬ですか?」


例② 「ホラ、俺が担当していた大学の講師だよ・・・・術例数が異様に多くて、文献をほとんど書かないけど、新しい術式が評価されて、ホラ、何年か前に東京の大学に教授で招かれて行ったじゃないか・・・奥様も皮膚科の医師でさ・・・」
「何処の病院?大学?から、何処の大学ですか? 専門は何だったんですか?    出身は?大学は?」


例③「王東君、君がアソコの会社を担当してるんだね・・・ホラ、石町を本社にしている・・売り上げの大きい所や、アソコの太ってゴルフの上手い部長は元気にしてるか?俺の飲み友達やったんや・・・何時もメガネ掛けて青い顔した課長を連れてきてたなあ・・・」 「空森さん、名前が出ませんねえ・・・よく其れで営業やってましたよね・・・青い顔の横中島さんが今は部長です。ゴルフの上手い人って上辻常務ですか? 太った酢間森部長は、今関連会社への出向で、もう帰って来ませんし・・・」


普通の年寄はこれだろ?