医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療関連用語中心での「教育・学生・学習・研修等」特集 ㉔ 「ゼミ」「セレンディピティ」

Seminar (独) ゼミナール  指導教授を中心につくる研究グループ  教授の指導のもと、少人数の学生が特定のテーマについて研究・報告・討論する形式の大学の授業や、そのクラスの事を言う。 今では、少人数対象の講習会・研修会(日本では)  何かについて学ぶという意味合いが強い集会を言う。

英語ならSeminarをセミナーと発音  セミナー=ゼミナール=ゼミ

 

Hands-On Seminar ハンズオンセミナー 専門家(専門医など)から直接手取り足取り指導を受けるセミナー   体験学習参加体験、実用的体験、インタラクティブ体験、実習、実験、体を使うことによる学習補助教育手法                  「日本脳神経外科学会 学術総会 ハンズオンセミナー」とか           「富山ハンズオン&ホタルイカ漁体験付きセミナー 血管内治療」とか      「欧東先生の奈良ハンズオンセミナー”血管内治療” 鹿の角きり見学付き 」とか
Hands-on 手を置く(手を触れる) 体を使うことによる学習補助教育手法を指す 

 

【医薬品メーカーが関わる学会時等のセミナーは、次のように開催される】  
Morning Seminar モーニングセミナー 学会等でメーカーが(学会と共催もある)
学会の開演前に軽い朝飯を提供、医師等の出席者を集め小講演会をする 
Luncheon Seminar ランチョンセミナー  同じく簡単な昼飯を提供 これが一番多い
Evening Seminar イブニングセミナー   同じく簡単な晩飯を提供 
Fireside Seminar ファイアサイセミナー  炉辺の;格式張らない,ストーブを囲んで?の意味 残念だけど、ファイアサイセミナーの経験が無いので、食事等は不明(まあ飲むよね?)

 

Serendipity セレンディピティ 幸福な偶然                  セレンディピター(そんな能力のある人)
本来探していたものとは別の、価値あるものを見つけること、あるいはその能力
ペニシリン発見の話とかで出てくる ①「今日は、結果的に新薬創製に繋がった王東君の素晴らしいセレンディピティな話をしようか・・」
②「ああ見えて、欧東先生はセレンディピターでね、患者の隠れた病気を見つける天才なんだぞ・・犬並みの嗅覚や顔色・動作などの識別能力が常人じゃあ無い・・初診の患者が、診察室の扉を開けて入って来た途端に病名を言い当てるんだぞ? ホンマやぞ! 現在のどんな検査値でも解らない病気が、彼には解るらしい・・・・」


Geek ギーク 知能レベルが高く卓越した知識があること、興味のあることに対する集中力がある一方で、人付き合いは苦手なタイプの人を指す。あ、王東さんは違います!           「ギークの特性がある人達は、学業で優秀な成績を収め、現代社会では成功しやすい」とされる。 酢間森さんのようなゴマすりの人生を送らなくていいんだね・・・ 


Gifted   Intellectual Giftedness  ギフテッド 先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を持っている人のこと 知的障碍とは対極に位置する能力でアスペルガー症候群ADHD、学習障碍などを持っていることもあり、障碍の一つとされる場合もある 


Savant Syndrome サヴァン症候群  知的障碍や発達障碍・自閉症等などのある者のうち、ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する者の症
「idiot savant(仏) イディオ・サヴァン(賢い白痴・天才的白痴)」と言われていた

 
Gastaut-Geshuvint Syndrome ゲシュヴィント症候群
別名「感覚ー辺縁系過剰結合(Sensory-Limbic Hyperーconnection)」症候群
側頭葉てんかんに天才が合併する理由のひとつ? サヴァン症候群に近いの?
過剰書字(たくさん文章を書かずにいられない)、過剰な宗教性、道徳性、真面目さ、
過度の粘着、過大な情動などいくつかの特徴を示し、しばしば天才的な才能を示す 
画家ゴッホ、作家ドストエフスキー博物学者の南方熊楠などなど