医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ハラスメントしたんですね?㊵ 「ゴースティングハラスメント」「ゴーストライターハラスメント」「コタールハラスメント」

ゴースティングハラスメント  隣の家などのゴースティングを察知して、陰に陽に虐めるハラスメント  通報はしないのね?
「お宅のおじい様って、もう95歳は過ぎたんでしょ?最近お顔見ないけど・・・ああ、まだ寝たきりなの? ちょっとお見舞いさせていただこうかしら?いい? 今熟睡してるって・・・じゃあまた今度ね・・  アラ、お庭の柿の実が美味しそう、少し貰っていいかしら? アーラ、原木シイタケも作ってるの・・これも頂ける?」
Ghosting  普通に使うと、〔テレビ・ディスプレー・写真などの〕ゴースト発生 又はドロンすること。医療・介護業界等なら、死んだ人になりすますこと。 故人のクレジットカードで買い物をしたり、高齢な親や配偶者の死後も死亡届を出さずに年金を受給し続けたりするなど。
胡麻樫森さんお父様は?」 「げ・元気ですよ」 「確か3年前の97歳の時に”末期がん”だったと?」「な・治ったんです、奇跡的に」「ここ3年間の病院の受診記録も有りませんし、介護保険等も使ってませんよね?」 「ち・父は、丈夫になって・・・」「まさかゴースティングじゃないですよね?」「も・勿論です、今旅行中で・・」 「100歳を迎えても、内閣総理大臣からお祝い状と記念品(金杯?)の贈呈はもう有りませんが、町長が御挨拶に伺います。 勿論私もその時に同席させていただきます」 「ハ・ハア、ち・父も・た・楽しみにしてると思います(床下の土の中で)」

 

ゴーストライターハラスメント  切羽詰まって、出来る友人にゴーストライターをお願いした後、金銭等で支払ったのに、何時までもネチネチと言われ続けるハラスメント   弱みを握られたってやつ 
Ghos twriter 幽霊作家 Medical ghostwriter    Ghost writing 代筆
医学系では、論文のゴーストライターが問題となる。特に修士・博士論文はその大学内だけの審査の為、ゴーストライターに書かせてもバレ難い。 
論文では、Ghost authorship(ゴーストオーサーシップ・全く関与していないのに名前だけ(共著として載せてもらう)もある  韓国では、権力者の娘の高校生が何とオーサー(first author)となって論文発表(高校時代に2週間インターン通学しただけの医学論文・凄い!)し、その功績で医学部無試験入学が許されて、問題になったよね   金と権力で何でもできるんだ! 日本も同じようなもんか?

 

コタールハラスメント  社内や組織内に、コタール状態の奴が居るだけで、空気が重くなり、全員がストレスを強く感じるハラスメント  これ本人にパワーは無いのでパワハラでは無いよなあ・・・
Cotard syndrome コタール症候群  重症のうつ病で、みられる症候群
 心気的訴えや抑うつ感を背景に、“俺はすでに死んでしまっている、もはや感覚をもった肉体ではない” という妄想を訴える。
「欧東先生、宇津森さんのコタールが酷いのですが・・・」 「膵臓癌も末期だしな、仕方ないよ、やさしくしてあげなさい」「嫌です、タバコ臭いし・・性格悪いし」