医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ハラスメントの種類 ⑦ 「イネイブラーハラスメント」「インデシシブネスハラスメント」「インフォデミックハラスメント」

イネイブラーハラスメント Enabler エネーブラー・イネーブラー
病気・依存症の治療を遅らせる行為を、それと気づかず、無駄に患者の世話を焼く周囲の人 (ほら、親戚の変人・「縞田おじさん」とか・・・)患者に対し治療の妨げになるような助言をしてしまう人の事。本人は助けているつもりでも、ハラスメントそのもの
① 「粕森、大好きな甘いもの持ってきてやったぞ、病院内では手に入らないケーキや、食え!」 「中縞先輩!俺、糖尿で駄目なんすよ・・・」「少しぐらい大丈夫やろ、チートデイってのがあるやろ? ああ袋の中にビールもあるぞ!夕方に外出して、焼肉行くか? こんな病院食では、何時まで経っても元気にならんぞ!」
②「病気が早く治るように、中国の漢方秘薬を取り寄せたぞ、すぐ飲め!滓森!」
アルコール依存症者が飲み続けることを可能にする周囲の人とか・・・
④「貸森、俺が最後まで面倒みるから今日だけは、いっぱい飲んでいいぞ、今日だけな!特別だぞ!皆には内緒やぞ」
⑤「貸森、何や?金が無いのか? 仕方ない、貸してやるから、ほどほどに飲めよ!」
⑥「あなた、人に迷惑かけないように、自宅で飲むのなら、いいわよ、私・・・目をつぶる・・・私さえ我慢すればいいんだから・・・」


Enabling イネイブリング =上記のような行為のこと     社内でも結構あるぞ!  「阿寒森? ああ、あのイネイブラーの? 本人は会社の為やって言いながら(そう信じて)皆の足を引っ張る奴だろ? 国後支店を作って、そこにどうだ?」 「ダメです王東専務、あそこはまだロシア領です・・・」

 

Cheat day チートデイ ダイエット中の人の脳をだます日  cheat=だます    ダイエット中の停滞期に、一時的にたくさん食べて脳をだまし、より効果を出やすくする方法。  ダイエット中の人が、「今日は特別だ」としてカロリー制限などを無視し、お腹いっぱい食べる日    
①「太井森って、ダイエットしてたんじゃないのか?なんだか前より太って無いか?」 
「ああ、一か月位は頑張ってたんだけど、停滞期のチートデイで大食を何日も続けてしまったらしいです」 「それでリバウンドか、それって必ずダイエット前より体重は増えるんだよなあ、吸収率が上がって・・」ダイエット本を出版したタレントは、必ずダイエット前より太る!って言うのが定説!
②「おーい、明日は月一回の営業チートデイや、朝外勤に出たら大阪駅で集合な、和歌山の温泉まで行って宴会・昼寝や・・・おー麻雀も出来るぞ 千代美ちゃん達も休暇取って合流するぞ。 あ、メンドクサイ胡麻森達に捕まらない様にしろよ」 

 

インデシシブネスハラスメント indecisiveness  優柔不断 
  物事の決断を下せない上司が起こすハラスメント
indecisive 煮えきらない,優柔不断の〈事が〉決着のつかない、決定的でない,
「辛川部長、どうしたらいいですか?」「うーんそうだね、欧東君はどうしたらいいと思うの?」「やはり、積極的にA案を・・・」「うーん経費・人員が掛かり過ぎるね、失敗した時の影響が大きいしね・・・」 「B案ですか?」「うーん、君は消極的だなあ・・それではライバル会社に後れを取るぞ、欧東君が全責任を取ってくれるのか? 他の案は無いのかね?」 結局、方針も無い・何も決められない・指示もできない・責任も取らない、インデシシブ部長じゃねえか! こんなの全部部下のせいにするハラスメントや!

 

インフォデミックハラスメント Infodemic  information epidemic  情報感染症
 誤った情報を通じた感染症拡散などもこう呼ぶ。インフォメーション・エピデミック(情報の伝染)の短縮形  誤った情報の伝播による混乱 根拠のない情報・デマが大量に拡散する。「村外れのお地蔵さんの頭をなぜると病気が治る!」って言われて皆で訪れて実行した・・・その結果、病人達の間に、さらに新たな感染症が一気に拡散した・・・などが解り易い例   これを皆に強制するハラスメント