医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

みんな病院で死んでゆくのね③  沢山の管に繋がれて、身動きできずにねえ・・・ 

Spaghetti syndrome スパゲッティ症候群 
  身体中にチューブやセンサーなどを体中にさしこまれた重症患者 のこと
チューブや電気信号のコードがスパゲッティのように見えることから。
「震災前から日本の原発は、まるでスパゲッティ症候群だった・」とか比喩にも使う。
「悲壮森さんはスパゲッティ状態でもうダメだけど、仲島多さんは、まだハットトリックで大丈夫よ、なんとかなりそう」
 (大丈夫!仲島多さんのチューブは、まだ3本で助かる見込みがある)

 

rule of five 「5の法則」。 英米の隠語  「五味森さんは次ファイブだよ・・・残念だけど、もうダメだな!」人体の開口部のうち、5つ以上に管が繋がれている患者は助かる見込みがないと言う説。
 尿道カテーテル・開腹手術後の吸引留置ドレーンカテーテル・透析用のシャント・静脈点滴ライン ・鼻への酸素ライン・動脈ライン(経カテーテル的動脈注入療法)・PEG胃瘻・気道チューブ・IVH中心静脈カテーテル・胃管(口からの)・気管カニューレの痰を吸引する管・硬膜外カテーテル(背中の)・胸腔ドレーン・脳室ドレーン などなど