医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

「ヒートストロークハラスメント」 暑い! 氷河期に移行する時代?に生まれたかった・・・

ヒートストロークハラスメント 

暑い季節に、管理者が従業員やアルバイトに野外作業等を指示する危ない・無責任ハラスメント  

①短時間交代にする・十分な休息 ②涼しい休憩場所を用意する(たとえ車の中でも) 
③水分・塩分・冷たい飲み物等を十分に支給する
④各人の体温測定・顔色・体調管理(前日の睡眠時間とか)などを十分に行う 
⑤服装や帽子などのチェック・冷却グッズ(ファン・扇風機の付いた専用ウェア・タオルなど)をうまく使う 
⑥35℃以上の猛暑日には野外作業等は、しないなどの規定を作る
 (今の日本の夏なら、現場作業員は30日程度が休暇になってしまうかも?)
⑦気温計・湿度計・携帯型熱中症計で現場の状況・熱中症指数を知る
⑧管理者も現場の同じ環境で立ち会う (なぜか普通、作業してない・見てるだけの管理者が先に倒れるんだけど) 
⑨患者が出たら、迷わず救急車を呼ぶことを決めておく 管理者がためらう場合がある

などの対策を取らないのは、ハラスメントそのもの               「そんなの個人で気を付けろや!」がパワハラ


Heatstroke   熱中症(古くは熱射病,Sun stroke日射病)            heat exhaustion hyperthermia

熱中症=暑熱環境における身体適応の障碍によって起こる状態の総称
Heat Illness/Disorderの方が普通? 
Extreme heat 猛暑  Heat syncope、Heat collapse 熱性失神
Heart Stroke で『心臓発作』、    Brain Stroke で『脳卒中』の意味

レセプト上で使用される熱中症(SY コード)関連の診断名は、日射病、熱射病、熱性虚脱、熱性失神、熱性浮腫、熱中症熱痙攣熱疲労、無汗性日射病