医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ハラスメント詳細分析表 ⑨③ 「クオラムセンシングハラスメント」「コホーティングハラスメント」「コルサコフハラスメント」

クオラムセンシングハラスメント  社内で派閥を作って(ゴマすり)仲間等を集めて、自分達に有利に物事を進めようとする・・・・・これを俺はクオラムセンシングハラスメントと呼んでいる。
Quorum Sensing:QS Quorum 法律用語で、「定数」の意味   転じて細菌が自分や同属の仲間が出した信号物質(Signalling Molecules)の集積により、自分の周囲にどれだけ仲間がいるかを感知して行動する現象 バイオフィルム形成はそうした細胞のとる集団行動の1つとして有名。 
一部の真正細菌に見られる、自分と同種の菌の生息密度を感知して、それに応じて物質の産生をコントロールする機構のこと
quorum-sensing antagosist  クオラムセンシング拮抗薬 

 

コホーティングハラスメント    社内で役に立たない・経営側に批判的・上司に逆らう・仕事が出来ない・居るだけで周りが迷惑・過度な組合活動・病弱などの理由を付けて、会社側が社員のコホート集団を作って管理する。 いわゆる”リストラ用の追い出し部屋”とは少し違う(まったく見捨ててしまった訳でも無い)。
「ああ、欧東君、あの阿寒森もコホート部屋行にするからな、使えないわ!」 「えーと、例の新規事業開発部ですね、4月からですか?来月からにしますか?」 
Cohorting 集団隔離 感染者を同じ部屋に集め、他者に感染しないようにする隔離のこと 
コホート看護などと言う。医療施設内で感染性の高い微生物の感染症が多数発生した場合に、それ以上感染が広がらないように感染性微生物に感染または保菌している患者を集めてまわりから区別すること。
Staff Cohorting スタッフコホーティング 患者のケア・診療を行う医療従事者を限定すること。 微生物に曝露したスタッフは発症が予想される患者さんを担当するなど、発症患者や発症可能性のある患者だけでなく、スタッフのコホーティングも行う
Cohort   (独)(英)  統計で、同一の性質を持つ集団   仲間グループの事 
人生の一定時期に同一の重大な出来事を共有している人々の集合をコホートと呼ぶ
属性( 例えば、年齢、職業、民族など) を同じくする集団、あるいは同じ外的条件
( 例えば特定物質を摂取したなど) を受けた集団のこと 

 

コルサコフハラスメント  コルサコフ症候群の人に対する、普通にある差別・無視・虐め まあ誰でも顔をしかめて、傍によらないようにするんだけどね。
Korsakoff Syndrome・Alcohol of Korsakoff's syndrome コルサコフ症候群・アルコールコルサコフ症候群    長期間飲酒を続けた人、アルコール依存症の人などに見られる健忘症のこと。 記銘減弱、追想障碍、見当識障碍、作話からなる症候群 
 「(コルサコフ)酒森さん、また物忘れですか? 私が解りますか? いえいえ違いますよ、何時も貴方を虐める意地悪の仲縞田さん達じゃ無いですよ、貴方の主治医の優しい欧東ですよ・・おーい、解りますか?(コルサコフさーん!)」 尚、老人期の認知症としては、アルツハイマー認知症クロイツフェルト・ヤコブ病、ピック病、コルサコフ症候群などがある。