医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

「コホート」「コホーティング」「スタッフコホーティング?」

Cohort  コホート(独)(英) 統計で、同一の性質を持つ集団。仲間グループの事。
人生の一定時期に同一の重大な出来事を共有している人々の集合をコホートと呼ぶ
属性( 例えば、年齢、職業、民族など) を同じくする集団、あるいは同じ外的条件
( 例えば特定物質を摂取したなど) を受けた集団のこと。

  • Cohort Analytic Study コホート解析研究 =factor-control study 要因対照研究
  • prospective cohort study =prospective prospective study 前向きコホート研究
  • retrospective cohort study =retrospective prospective study 後ろ向きコホート研究

 

Cohort Survival rate Table コホートサバイバルレート コホート生存率表  ある年で、X歳の男性または女性が、Y年後に生きている確率を示した一覧表 厚生労働省(旧厚生省)が毎年発行している簡易生命表より計算されている。がん統計の分野では、主に5年相対生存率を計算するための期待生存率として利用する。

 

Cohorting コホーティング  集団隔離 感染者を同じ部屋に集め、他者に感染しないようにする隔離のこと。コホート看護  医療施設内で感染性の高い微生物の感染症が多数発生した場合に、それ以上感染が広がらないように感染性微生物に感染または保菌している患者を集めてまわりから区別すること


Staff Cohorting スタッフコホーティング ある疾患の患者のケア・診療を行う医療従事者を限定すること。微生物に曝露したスタッフは発症が予想される患者さんを担当するなど、発症患者や発症可能性のある患者だけでなく、スタッフのコホーティングも行う。 間違うと、スタッフが感染症を広げてしまう、つくづく大変やと思う。