医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ハラスメント診断 ⑤⑧ 「タイプAハラスメント」「タコ焼き診療ハラスメント」「タナトスハラスメント」 

タイプAハラスメント  タイプAの人が近く・周りに居るだけで、もうハラスメント 複数居る場合も多い
Type A 心理学の用語  競争的でいつも急いでおり、怒りやすく攻撃的で過剰に活動的な人の性格特性 周囲に認められたい(変な専門的質問をするとか)欲求が強い 
Type B  穏やか・あまり怒らない•無理をしない•マイペース•ゆったりと行動する
Type C  周囲を気遣う•感情を自分の中に抑え込む•我慢強い•真面目で几帳面
身体疾患の関連については、「タイプAの欧東さんは心臓疾患にかかりやすい」らしいよ。「タイプCの九図森さんは"がん"にかかりやすい性格傾向と言われている 」 
Type D Dはdistressを意味  心疾患発症の心理学的要因と考えられる個人的資質
ネガティブ感(Negative Affectivity)と社会的抑制(Social Inhibition)の2つが特徴
「積極的・競争的ゴマすりで、攻撃的な恫喝が好きで、さぼり体質で金に細かく、裏表があって見た目は穏やかだけど陰湿で、マイペースで我慢強く根に持つ・・・いつも作り笑いの胡麻森さんって、いったいどのタイプなんでしょうか? 私達、対処に困ってます・・・応東さーん、何とかして!」

 

タコ焼き診療ハラスメント  スループット向上の為、物のように扱われたと不満に思う患者が居る。彼にとってはハラスメントになる。 
糖尿病の専門病院・専門医などを受診しても、医師はパソコンの方(検査値等)を見たままで、ろくに患者の顔も見ずに終わったと不満を漏らす人も多い。専門医ほど、生活指導・運動指導管理・食事の指導管理・下肢などの血行状態の管理などをそれぞれの専門スタッフに任せるチーム医療になるので、患者は余計に主治医・院長に冷たくされたと感じる。 
タコ焼き診療  診療チェアに患者をズラリと並べて、同時進行で手早く治療していくスタイル  儲け主義の歯医者、歯科等でこう言われている。 物凄く患者の多い皮膚科で患者を複数の個室で準備(服を脱ぐとかの)させて、医師の方が素早く動くのを見た事はある。 勿論、現場は見てないが、病院の産婦人科でも足を開いた患者を並べて順番に診察すると言う患者の苦情を聞いたことはある(医師の顔が見えず、誰に診察されたも良く解らない) 海外でのコロナワクチンの接種映像を見ると、患者をズラリと並べて、施術者の方が動きながら摂取している場合がある。これなら、一時間に10人などの計算にはならない。日本の問診は健康相談になってしまって時間が掛かりすぎや!問診表で問題なければ、「お話は無し」で十分だと思う。


Throughput スループット 単位時間あたりの処理能力 医療なら(患者の)回転率のこと「王東医院はスループットが良い」とは、単位時間内の診察件数が多いという意味 
「森盛医院?あそこのスループットは最低や、患者一人に一時間のこともあるぞ、普通の内科小児科なのにな」「欧東君!当病院の医療機器・検査機器のスループット向上は君に任せる、まず一覧表で検討してから・・・・」  

 

タナトスハラスメント  「王東君、僕はね・・・患者が自殺した後に警察から問合せの電話が来るのをタナトスハラスメントと呼んでいてね・・・・これが悩みの種なんだよ・・何だか凄く落ち込むんだ。」「あー県警の酢間森です、また先生の患者さんの自殺ですわ・・お話を聞きに今から」・・・・などと電話がかかって来るんだ、何だか私の事を責めているような口調でね・・・これ月に4回の時もあるんだよ・・・ 
Thanatos 精神分析用語で死への衝動   ギリシャ神話に登場するの死の神
日本語なら、「希死念慮」あるいは「自殺念慮」?
①「瀬古森さんのように、キシネンリョの強いタイプなら、SSRIより三環系ですか、欧東先生!」
②「王東先生!あの希死念慮の強かった毛地森さんね、やっぱり駄目でしたわ・・・やっと元気が出てきたと思ったんですけど、残念です」
③「応東先生、県警の山田です。 また先生の患者の悪森さんが自死されましてね、彼の病状はどうでしたか?はあ・・・回復期に入っていたんですね・・・希死念慮は強いタイプでしたか?で、治療薬剤などの方は?」
昔、会話中に、キシネンリョ?って言われて、文字が思い浮かばず、恥かきました。 
その他、デストルドー(英: Destrudoまたは Death Drive)
Todestrieb (トーデストリープ)(独)も精神分析学用語で、死へ向かおうとする欲動のこと