医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ああ、原因はハラスメントだった ⑤⑦ 「セデンタリーデスハラスメント」「セラピューティック・タッチハラスメント」「セレンディピティハラスメント」

セデンタリーデスハラスメント  まだ何とか歩けるのに、転倒が危険だからと車椅子に縛り付けたり、歩行時の介護は時間を取られるし、メンドクサイ(怪我したら自分の責任にもなる)ので座らせたままにするなどのハラスメント  ますます足の筋肉が劣化して、本当に歩けなくなってゆく。
Sedentary death syndromeセデンタリー・デス・シンドローム 座りすぎが死につながる症候群  座り続けることで「運動器の能力が低下する」「インスリン感受性が低下する」「消費カロリーが低下する」「心肺機能が低下する」など、さまざまな影響がもたらされると考えられている。日本人は平均的に”座りすぎ”と言われている。
Standing desk 立ったまま仕事ができるデスク (健康のために)等もある 
Sedentary 【形】座って行う、デスクワークの、いつも座っている、座りがちな
最近は、引きこもりの意味でも使うようだ。「吉良井森の息子って、まだセデンタリーのままか?」 
Sedentary elderly 座ったままの年寄・引きこもり  寝たきり老人の居ない国もあるからね。自分で食事を取れて(咀嚼・嚥下できて・排せつできる)無いものは、もう人間と認めない・だからもう治療しない⇒胃瘻の患者など米国には居ない・点滴だけで延命するなんてとんでもない⇒寝たきりは居ない

 

セラピューティック・タッチハラスメント  とにかく近くで会話中に、何かと触って来る人がいる。 男女の区別なく、これ結構嫌なので、俺はこれをセラピューティック・タッチハラスメントと呼んでいる。お前は、ゲイバーか場末のバーのおねーちゃんか?(注:ゲイバーの場合はオッサンですけど)
Therapeutic Touch 略称:TT  治癒的接触  触れることでオキシトシン効果をもたらす?子供のころ、「お腹が痛い!」と訴えると優しい母親(祖母?)がお腹を擦ってくれる・・・とか  「欧東さん、飲んでる時に良美ちゃんに触り過ぎや!」   「あ、あれはセラピューティック・タッチや、問題ないから・・・」
Therapeutic 治療(法)の 治療力のある 気持ちを落ち着かせる,リラックスさせる 
Non-Contact Therapeutic Touch 略称:NCTT 接触セラピューティック・タッチ
 訓練を受けた治療者が患者に手をかざすことで、患者のヒューマン・エネルギー・フィールド  (生命エネルギー)の流れを調えて治療するとするエネルギー療法(心霊治療)・手当て療法  (手かざし療法)の一種  「欧東のお祖母ちゃんな、手かざし療法が上手いらしいぞ、セラピューティックお祖母ちゃんや!」  昔、駅前で手かざしを(ボランティア?宗教勧誘?)やってくれる人が普通にいたことがある。

 

セレンディピティハラスメント  生まれ持って高い能力を持った人をヤッカミ、その欠点などを探してはじき出す・虐めるハラスメント   出る杭は打たれる(もともと初めから大きく突出しているんだけどね) 皆横並びでいい、落ちこぼれも嫌、とびぬけて優秀なのも迷惑 みんな平均的なのが平和でいいんだ・・・
Serendipity セレンディピティ 幸福な偶然 セレンディピター(そんな能力のある人)本来探していたものとは別の、価値あるものを見つけること、あるいはその能力。
ペニシリン発見の話とかで出てくる 「結果的に画期的な新薬創製に繋がったセレンディピティは・・」「あれで、欧東先生はセレンディピターでね、患者の隠れた病気を見つける天才なんだぞ・・この間もすれ違っただけで・・・」
Geek ギーク 知能レベルが高く卓越した知識があること、興味のあることに対する集中力がある一方で、人付き合いは苦手なタイプの人を指す口語  「ギークの特性があると、学業で優秀な成績を収め、現代社会では成功しやすい」とされる 
Gifted, Intellectual giftedness ギフテッド 先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を持っている人のこと 知的障碍とは対極に位置する能力でアスペルガー症候群ADHD、学習障碍などを持っていることもあり、障碍の一つとされる場合も 
Savant Syndrome サヴァン症候群  知的障碍や発達障碍・自閉症等などのある者のうち、ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する者の症状  「イディオ・サヴァン(天才的白痴)」と言われていた 
Gastaut-Geshuvint Syndrome ゲシュヴィント症候群
別名「感覚ー辺縁系過剰結合(Sensory-Limbic Hyperーconnection)」症候群
側頭葉てんかんに天才が合併する理由のひとつ? 能力はサヴァン症候群に近いの?
過剰書字(たくさん文章を書かずにいられない)、過剰な宗教性、道徳性、真面目さ、
過度の粘着、過大な情動などいくつかの特徴を示し、しばしば天才的な才能を示す 
画家ゴッホ、作家ドストエフスキー博物学者の南方熊楠などがそうだったと言う。