医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療用語 「Triage・トリアージ」 ①

Triage トリアージ 災害医療時の治療優先度決定 重症度判定検査 識別救急 死傷者分類   語源は選別の意味(仏)トリアージュと言われて、元々はフランス軍の衛生隊が始めた、野戦病院でのシステム
トリアージュ」って発音すると「君ね、トリアージだろ!欧東君!」って言われて 「これ元々フランス語なんですが!」で嫌ーな顔されて・・またまた嫌われるかも? 
 俺?俺はフランス語って言いたくて、絶対トリアージュと言うけど
トリアージコーナー =病院の玄関・受付での「診療科の振り分け」もこう呼ぶ。
  超ベテランの方が座って、何時も”にらんで”いるでしょ!失礼、メディカルフロンコンシェルジュ(受付の高度な医療知識を持つお姉さん?でしたか?)
アンダートリアージ =実際の症状よりも軽症として判定を低くしてしまうこと 
  当然、オーバートリアージよりもアンダートリアージの方が危険
コールトリアージ=119番通報時に、指令室の電話でのやり取りで患者の状況を聞き取り緊急度・重症度を識別
フィールドトリアージ=現場で主に救急隊・パラメディックが状況を見て判別すること
JTAS(Japan Triage and Acuity Scale)=   救急外来での救急外来患者緊急度判定(トリアージ)システム  Triage(トリアージ)・Transportation(患者搬送)・Treatment(緊急治療)で三つの「T」と言われる。

 


①「いいな、架酢森、これは大規模テロだ! 覚悟してトリアージに当たるぞ、”全ての被害者を救う”のはもう無理だ、運搬手段も施設も人員も資材も経験も足りない・・特に”痛い痛い、助けてくれ!”って大げさに叫ぶ奴は、わりに軽症で元気な奴が多いから・・・よく注意して判断しろよ、”黒”判断も、絶対ためらうなよ! ブラックタグ・黒が多ければ、赤の患者がそれだけ助かると思え、さあ行くぞ!俺は右側からだ・・・・」 「お・王東先生、タグが足りませーん!」 「この赤・黒のマジックで患者の右手に直接書け!さあ、行け!」

②「ひでえぞ、王東! 430人搭乗の旅客機の墜落や、ひどく壊れてないし、燃えてないし、下は雪やから半数は生きているかもな、とにかく俺達二人でトリアージを進めて順番にヘリで釣り上げるぞ!ああ、機体に挟まれてる奴は後や、救助は後の部隊に任せろ、まず動かせる奴からや・・・赤色でも搬送できなければ意味が無いからな・」