医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

「ゴースティング 」「赤血球ゴースト」「ゴーストサージャリー」 (再出あり)

ghosting  ゴースティング  普通に使うと、〔テレビ・ディスプレー・写真などの〕ゴースト発生 又はドロンすること。

医療・介護業界等なら、死んだ人になりすますこと。故人のクレジットカードで買い物をしたり、高齢な親や配偶者の死後も死亡届を出さずに年金を受給し続けたりするなど。「屁素森さんお父様は?」 「げ・元気ですよ」 「確か5年前の95歳の時に末期がんだったと・・・?」「な・治ったんです」「最近、医療機関への受診記録が有りませんね・・・まさかゴースティングじゃないですよね?」 「も・勿論です、今旅行へ・・げ・元気過ぎて困ってます」「100歳を迎えても、内閣総理大臣からお祝い状と記念品(金杯?)の贈呈はもう有りませんが、来月は市長がご挨拶に伺います。勿論私もその時には同席させていただきますね」「ハ・ハア、ち・父も・・・た・楽しみにしてると思います(床下に埋まってるけど)」

 

ghost ゴースト 幽霊  かすかな痕跡[面影] わずかな可能性、 弱々しい人、弱体化したもの


red cell ghost・erythrocyte ghost ghost 赤血球ゴースト  モグロビンがなくなった赤血球・溶血後の赤血球。 細胞膜の内側の構造を研究するときなどの実験用に使う場合もある


ghost surgery  ゴースト手術  本来手術する資格の無い外科医・患者の同意の無い医師がする手術。   レジデント・研修医等が患者の同意なしに手術する。

「河中島さんの手術をあの阿寒森にさせるのですか? ゴーストになりますけど?」
「いいんだ、河中島さんはステージ4だろ? ブラックタグの患者のようなもんだろ?・・彼は医師免許有るんだし、前に日付無しでもらった患者のサイン(手術同意書の)もあるから大丈夫や、欧東先生に責任取れって言わないから安心しろ!」