医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

薬の付く漢字の二文字熟語  「薬-〇」 146種類 

人名・地名・会社名などは、カットしてます。                  ええ、調べて一覧にするのが趣味です。ウンチクを言うのに使うから、まあ嫌われるけどねえ。

 漢字   読み           「薬〇」の言葉  ③-146   
薬子 くすこ くすりこ 平安時代、元日に、宮中で供御の屠蘇などの毒味をした未婚の少女
薬師 くすし くすりし  医者
薬玉 くすだま 5月5日の端午に、不浄を払い邪気を避ける具として簾すだれや柱に掛け、 また身に帯びたもの
薬煉 くすね 松脂を油で煮て練りまぜたもの   弓の弦などに塗って補強するのに用いる         「てぐすねを引く・手薬練引く」の語源    「くすねり」の略
薬練 くすね 松脂を油で煮て練りまぜたもの   弓の弦などに塗って補強するのに用いる         「てぐすねを引く・手薬練引く」の語源
薬入 くすりいれ 薬を入れる容器、また、箱。薬箱。
薬売 くすりうり 売薬行商するひと  越中富山の薬売り
薬絵 くすりえ 「クスリエ」 クスリかクスリ以上の効果を示す絵 ヒーリングアート(癒しの絵)
薬卸 くすりおろし 漢方医学などで、製薬に用いる金属製の器具   薬研
薬勝 くすりがち 病弱のため、 薬を用いることの多いさま。薬に親しむことが多いさま。
薬紙 くすりがみ 薬をつつむ紙。薬包紙
薬狩 くすりがり 薬草摘み。薬採り   陰暦五月五日に、山野に出て薬草や鹿の若角をとる行事
薬猟 くすりがり 薬草摘み。薬採り   陰暦五月五日に、山野に出て薬草や鹿の若角をとる行事
薬食 くすりぐい 冬に、保温や滋養のために猪、鹿などの肉を食べること
薬酒 くすりざけ 薬を入れた酒  薬用酒
薬頼 くすりだのみ 薬のききめを頼みと すること。
薬溜 くすりだまり 薬の溜まる所?  製造中に?
薬茶 くすりちゃ 茶のようにして飲む薬用の飲み物
薬漬 くすりづけ 薬漬け  沢山の薬を服用させられること                      Polypharmacy Excessive prescription・過度の処方  Drug dependence・薬物依存 
薬殿 くすりどの くすどの  内裏の安福殿にあり、侍医や薬生(やくしょう)など が控えていた所
薬取 くすりとり 薬(薬になる草や木)の採取
薬鍋 くすりなべ 薬を煎(せん)じるのに用いる鍋
薬箱 くすりばこ 薬を入れておく箱   医者が薬を入れて携帯した箱。薬籠
薬日 くすりび 陰暦5月5日の異称。この日、薬玉くすだまを掛けたからとも、                薬猟・くすりがりをしたからともいう
薬瓶 くすりびん 薬を入れる瓶  薬ビン・角薬ビン
薬壜 くすりびん 薬を入れる瓶  薬ビン・角薬ビン
薬篩 くすりぶる 薬の粉末を、細かいのとあらいの とにふるい分ける具。
薬掘 くすりほり 秋のなかば、まだ草木が枯れて しまわないころ、山野に出て薬草の根を掘り取ること。     また、その人。
薬枡 くすります 奈良・平安時代、薬をはかるのに用いた枡
薬水 くすりみず 水薬のこと
薬艾 くすりもぐさ 灸に用いるもぐさ。硫黄・麝香などを混ぜ合わせたもぐさ
薬屋 くすりや 薬の調合や販売をする人のこと   薬店。薬局。
薬焼 くすりやけ 薬の副作用で皮膚が炎症を起こした状態
薬湯 くすりゆ 薬を入れた湯  薬を入れた入浴
薬指 くすりゆび 親指から数えて四番目の指   紅差し指
薬炉 くすりろ 風炉    薬鍋をかけて薬を煎じる風炉
薬灌 やかん 湯を沸かすのに用いる銅・アルミニウムなどの容器。 薬を煎じるので
薬缶 やかん 湯を沸かすのに用いる銅・アルミニウムなどの容器。 薬を煎じるので
薬罐 やかん 湯を沸かすのに用いる銅・アルミニウムなどの容器。 薬を煎じるので
薬鑵 やかん 湯を沸かすのに用いる銅・アルミニウムなどの容器。 薬を煎じるので
薬安 やくあん  「薬安」指示  昔の厚生省薬務局安全課長通知 「薬安生」指示               厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知
薬医 やくい 「典薬」の唐名
薬院 やくいん 福岡市中央区の地名   薬草園があったことから薬院と呼ばれるようになった
薬液 やくえき 液体の薬。薬の溶液。
薬園 やくえん 薬草を栽培する畑
薬王 やくおう 薬の中で最も優れた薬   「薬王菩薩」の略 中国,民間信仰神の一つ。
薬害 やくがい 薬剤により,植物体や人畜に有害な作用が及ぶこと
薬学 やくがく 医薬品の開発・製造・管理などを目標とし,これに必要な基礎学を  体系化した総合科学
薬監 やくかん やっかん 薬監・薬監証明  薬監証明とは、医薬品を海外から輸入する際、          通関で必要となる書類の一つで、「厚生労働省確認済輸入報告書」の事
薬業 やくぎょう 薬を生業としている  薬業健保とか  
薬衡 やくこう 英語圏の国においてapothecary(今日の薬剤師または化学者に相当する)が  使用していた、ヤード・ポンド法の質量の単位の系統
薬採 やくさい 薬物・薬草を採集すること
薬材 やくざい 薬の材料    薬種
薬剤 やくざい 薬品。薬物。くすり。特に、使用目的に合わせて薬物を調製したもの  薬物に添加物などを配合し、成形などの加工(製剤化)を施したもの。
薬匙 やくさじ やくじ  スパチュラー 固体や粉末の化学薬品を容器から移したり、               計量するために使用されるスプーン
薬殺 やくさつ 毒薬を用いて殺すこと     「死薬・薬死」と言う言葉は無い?
薬司 やくし くすりのつかさ   律令制で、後宮十二司の一。医薬のことをつかさどった
薬師 やくし 仏教の信仰対象の一つである薬師如来の略称 ”くすし””くすりし”と読めば、          日本における医師の古称
薬笥 やくし 薬箱
薬紙 やくし くすりがみ  薬包紙
薬餌 やくじ 病人・患者の食物と薬    薬となる食べ物
薬事 やくじ 医薬品・薬剤師・調剤などに関する事柄
薬識 やくしき 利用者および患者の薬に対する理解度
薬食 やくしく 朝鮮の菓子。薬飯(ヤクパプ)とも呼ばれる。   蒸したもち米に焼き栗、ナツメ、      ごま油、松の実、醤油、およびシナモンを混ぜ、さらに蒸し上げる。
薬食 やくしく 朝鮮 の 菓子
薬室 やくしつ 薬を調合する部屋     銃砲の爆薬を装填する部分
薬叉 やくしゃ 古代インド以来,威力ある神として崇められたヤクシャ
薬種 やくしゅ 薬の材料。薬材
薬酒 やくしゅ くすりざけ  薬用酒
薬生 やくしょう 内裏の安福殿の薬殿で、侍医と共に使えていた薬担当者
薬傷 やくしょう 化学熱傷   薬による火傷
薬情 やくじょう 薬剤情報提供文章の略  薬局で患者に薬と一緒に渡す薬に対しての説明書
薬食 やくしょく 「薬食発」: 厚生労働省 医薬食品局長 薬食審査発: 厚生労働省 医薬食品局 審査管理課長 薬食機発: 厚生労働省 医薬食品局 審査管理課 医療機器 審査管理室長 薬食安発: 厚生労働省 医薬食品局 安全対策課長 薬食監麻発: 厚生労働省 医薬食品局 監視指導・麻薬対策課長 
薬食 やくしょく 冬に、保温や滋養のために猪、鹿などの肉を食べること
薬審 やくしん 薬事審議会の略  「薬審発」 昔の厚生省の厚生省薬務局審査第一課長発 引用される事がある
薬疹 やくしん 薬を内服または注射することで生じる発疹
薬塵 やくじん 薬の製造中などに空気中に飛散している細かい薬  粉塵
薬性 やくせい 薬のもっている性質。どの症状にどのように有効または無効かという性質。               薬性石鹸 医薬部外品
薬生 やくせい やくしょう 厚生労働省医薬・生活衛生局の略    「薬生発」は、厚生労働省 医薬・生活衛生局長発の通知という意味   「薬生安発」は、厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課長   「薬生審査発」は、厚生労働省 医薬・生活衛生局 審査管理課長発の通知。   「薬生総発」は、厚生労働省医薬・生活衛生局総務課長 の通知   「薬生監麻発」は、厚生労働省医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課長   「薬生機審発」は、厚生労働省医薬・生活衛生局医療機器審査管理課長
薬石 やくせき 種々の薬剤。また,病気の治療法   禅宗で夕食
薬専 やくせん 旧制薬学専門学校の略    富山薬学専門学校とか
薬洗 やくせん 薬で患部をあらうこと
薬箋 やくせん くすりせん  処方箋のこと
薬籤 やくせん 中国古代のおみくじのようなもの。 病気の手当てや薬の処方が書かれてあるものも
薬膳 やくぜん 中国で古くからの健康法の一。   生薬や漢方薬を食事の中に取り入れること。
薬草 やくそう 薬用植物   薬用に用いる 植物 の総称
薬袋 やくた 薬を入れる袋  
薬代 やくだい くすりだい   薬の代金
薬大 やくだい 薬科大学の略  
薬棚 やくだな 薬の棚
薬担 やくた 薬担規則 保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則  健康保険による診療を担当         する保険薬局や保険薬剤師の責務を定めた厚生労働省令のこと。通称で薬担。
薬中 やくちゅう 薬中毒の略  薬物中毒者の略
薬注 やくちゅう 薬の注射?
薬店 やくてん くすりや。薬店。薬局。
薬碾 やくてん 薬研のこと
薬都 やくと 富山売薬で栄えた富山のこと   反魂丹の時代から
薬湯 やくとう くすりゆ 薬をせんじ出した湯。せんじぐすり。湯薬  薬を入れた入浴用の湯
薬筒 やくとう 消毒薬を入れて置く為の筒  通常、浄化槽の内部の消毒室に設置される
薬動 やくどう 薬動学 薬物もしくはある種の薬物を主薬として含有する製剤を生体に投与してから薬理効果  が発現するまでの生体における複雑な過程を速度論  kinetics的立場から解析しようとするもの
薬徳 やくとく 薬のききめ。薬の効能。
薬毒 やくどく 薬に含まれている毒。
薬嚢 やくのう 薬を入れる袋  薬袋
薬能 やくのう 薬のききめ。薬の効能。薬徳。
薬杯 やくはい シロップ等の液剤を使用・服用するときのカップ 普通、プラスチック製
薬発 やくはつ 厚生労働省(又はその前身の厚生省)の文書番号  「薬発」は薬事局の文書
薬飯 やくはん ヤッパプ sweet Korean dish with rice and nuts  韓国のお菓子
薬筆 やくひつ 薬品などの効能を書き記したもの  能書
薬品 やくひん 精製あるいは配合されて何らかの用途に利用可能な状態とした化学物質のうち、         少量で使用するもの
薬物 やくぶつ 有効成分(化学物質)そのもののこと  薬剤は、薬物に添加物などを配合し、             成形などの加工(製剤化)を施したもの。
薬鋪 やくほ くすりや。薬店。薬局。
薬舗 やくほ くすりや。薬店。薬局。
薬圃 やくほ 薬草を栽培する畑。薬園
薬包 やくほう くすりづつみ  薬包紙
薬方 やくほう 薬の処方のこと   調剤の方法
薬木 やくぼく 薬になる木
薬本 やくほん 薬の本 
薬味 やくみ 漢方薬なら、処方を構成する個々の生薬のこと                                  一般には、料理に少量添える香味野菜や香辛料のこと
薬務 やくむ 薬に関する仕事   薬務課   薬剤部薬務室  薬務局
薬名 やくめい 薬品の名のこと
薬綿 やくめん 火薬に用いられるニトロセルロースの別名
薬用 やくよう 薬に用いる  製品を言うなら、「医薬部外品」のこと   薬用石けん・薬用化粧品
薬浴 やくよく 家畜の病気の 治療 や予防のために 薬剤 を溶かした湯や水で沐浴させること。          羊の薬浴はおもに外部寄生虫を駆除 する目的  金魚の薬浴などもある。
薬理 やくり 薬が生体に与える影響
薬粒 やくりゅう 薬の粒  
薬料 やくりょう 薬品の代金      薬の材料
薬量 やくりょう 薬の量  
薬礼 やくれい 薬代  江戸時代に医師の診察を受けて薬を処方を受けた患者が医師に払う礼銭
薬歴 やくれき 薬剤服用歴  普通は、薬剤師が行う調剤や服薬指導の内容を記録したもの
薬篭 やくろう やろう  薬箱。薬入れ。また、腰にさげる小さい薬箱
薬籠 やくろう やろう  薬箱。薬入れ。また、腰にさげる小さい薬箱
薬研 やげん 漢方医などが生薬を粉末にするのに用いる金属製の器具
薬価 やっか 薬の値段  薬価基準とか
薬科 やっか 薬学に関する学科。薬学科。「―大学」
薬禍 やっか 薬の副作用によって起こる障害などの災難。薬害。
薬器 やっき 茶入の一種。扁平で下部が少し狭まり、蓋は一文字か盛り上がった形になっている。
薬気 やっき くすりけ  薬の臭い
薬機 やっき 「薬機発」: 独立行政法人 医薬品医療機構総合機構(PMDA)理事長                   薬機発第0507009号 令和元年5月7日 とか 薬機法=「医薬品、医療機器等の品質、        有効性及び安全性の確保等に関する法律」
薬莢 やっきょう 銃砲の発射薬を詰める容器
薬局 やっきょく 薬剤師が薬の販売または授与の目的で調剤を行う場所  病院や診療所などで,            薬剤を調合するところ
薬菌 やっきん 保険薬局の無菌製剤処理加算    施設基準の名称一覧表(薬局)
薬菓 やっくあ ヤックア ヤッカ  韓国伝統の揚げ菓子
薬形 やっけい 薬の形  錠剤でも、素錠・糖衣錠・フィルムコーティーング錠・OD錠・腸溶錠        ・徐放錠・チュアブル錠・舌下錠  など種類は多い。
薬系 やっけい 薬系技官=薬学系の技官    医系技官=医学系の技官
薬壷 やっこ 正倉院の宝物の一つで、薬を入れたとされる須恵器製蓋付壷  正体不明
薬効 やっこう 薬の効能。薬のききめ
薬念 やんにょむ ヤンニョム   韓国における薬味・香辛料、調味料の総称  主に合わせ調味料