医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療用語集「Blood」「血液関連」特集③ 血液クレンジング療法

Yellow blood イエローブラッド その昔(1960年代半ばくらいまで)は売血が普通で、売血を頻繁に繰り返した血液は赤血球回復が追いつかず、赤血球数が減少して血液は血漿が大部分となり、血液が黄色っぽくなることから、こう呼ばれた。
尚、中国は現在でも売血が多く、EU・アメリカでも売血の制度は残っている。

 

Autohemotherapy オートーヒーモセラピー・オートヘモセラピー
血液クレンジング療法・自家血オゾン療法・大量自家血療法は100~200cc程度の血液を専用瓶に採血し、そこにオゾンガスを混合し、オゾン化した血液を 体の中に戻すという治療法。 エビデンスは不十分でニセ医学との声もある。
「雌寒森さん、これが貴方の血液です、何だか不健康で黒ずんでいるのが解りますか・・・ここに今からオゾンガスを吹き込みますよ・・・・ホーラあ、綺麗な鮮血色になったでしょ・・・これを今から貴方の体内にもどしますよー、これで元気になって病気に罹りにくい体に・・・(へへへ、また一人患者が増えた、これで1回3万円は美味しいなあ、こんどはメルセデスのGLCにしようか・・・セールスの王東君を呼ぼうかな・・)」

Cleansing クレンジング  洗浄という意味
            (和製英語)で⇒ 化粧を落とす事、またはそれに用いる化粧品

 

Cross-Matching クロスマッチ 交差試験 クロス 患者の血液と輸血の血液で検査。
「欧東さん!血寒森さんのクロスの結果でたよね? 照射の全血で行くよ!すぐ準備して!」 最近では、輸血する血液を放射線照射することが多い。 これは、輸血する血液(graft)製剤に含まれる供血者の白血球のひとつであるリンパ球が、患者組織中で生着、増殖し、患者組織(host)を攻撃、破壊するのを防止するため。