Advanced Care Planning ACP アドバンス ケア プランニング 患者・患者の家族と、病気の現状や今後の見通し、どんな治療していくかを、あらかじめ話し合うこと。主に最期の迎え方・終末期をどうするか?を患者・家族・医療者で話し合う。いきなり意識不明で病院に運び込まれたら、その患者の意志を確かめる事ができないので・・・ 昨年から厚生労働省はACPの愛称として「人生会議」と呼び始めた。うーん、何かピンと来ないぞ・・「終末会議」?「終わり方会議」?「臨終会議」 うーん?
「阿寒森さん、お父様はね、俺は昔MRで薬にも病気にも詳しいんだ!などと治療に否定的でとにかくお話になりません・・・何とか説得できませんか?」 「欧東先生、ごめんなさい、無理です、昔から上司にも部下にも嫌われて・・・」
Advance directive アドバンス・ディレクティブ 事前指示 元気なうちに、無駄な医療行為やして欲しくない医療など終末期ケアのやり方などの希望を事前に書面にしておく事で、代表的なものに、リビングウィル(延命治療の拒否)やDNR(心肺蘇生の拒否)などがある。
Death panel デスパネル 臨終相談(米国)。終末期医療の一環として、医師が患者やその家族を交えて臨終の迎え方を話し合い、治療方針を決めること。日本の「延命こそ医師の役目」という伝統的な医療観とは矛盾しかねない。
Living Will リビングウイル 生前の意思表示 尊厳死選択遺書 終末期医療における事前指示書
「煙草森さんは、医療関係者でしたから詳しい説明は省きますが、今後ノーコード(DNR)かフルコードにされるかの選択を御願します。 選択を明記して、ここに署名を・・・・」
Full code フルコード 延命処置を施すことで、様々な医療器具や薬を使って延命治療・蘇生措置を目いっぱい行う事 言わばフルコースの延命治療
ノーコード(何も治療しない)心肺蘇生を試みないよう、患者の主治医が署名した指示
ファームコード(決められたことだけ行う、中間的な対応?)もあるようだが、一般的では無い。
Code・コード=心停止、呼吸停止、または心肺停止に陥った患者を蘇生させるため、 心肺蘇生の訓練を受けた専門家を招集すること。コードブルーとも
患者は事前のリビング・ウイル(意思表示)で、心肺蘇生術を実施する(Full Code)
心肺蘇生術を実施しない(DNR)等を選択する。特に高齢患者の末期がんの進行による心停止・呼吸停止に対しての心肺蘇生は100%無駄・無意味と言われる。