医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

陰口の大好きな性格の悪い部下達に使えるハラスメント特集 173 「トリアージハラスメント」

トリアージハラスメント  トリアージの現場で発生する究極のハラスメント

Triage 災害医療時の治療優先度決定 重症度判定検査 識別救急 死傷者分類 
   語源は選別の意味(仏)トリアージュと言われている 
          元々はフランス軍の衛生隊が始めた、野戦病院でのシステム  

   もう手当てしても無駄な負傷兵には・・・人員を割かないのね・・・

①「すぐパニックになり正常な判断が出来ない胡麻森先生と、経験豊かな王東先生では、多人数・大事故の場合の救急救命率に倍近い差が出てしまうことも・・・・」 これ胡麻森先生にあたった患者達には、ハラスメントそのもの

② 冬の海で溺れている、タバコ臭い酢寒森と美人で、いい匂いのする亜由美ちゃんを同時に引き上げた場合のトリアージは、無条件で亜由美ちゃん優先になるよなあ・・
「君ら二人で、この美人のお姉さんを脱がせて、拭いてから暖めてあげろ、低体温やからなあ、まず暖かい船室で二人の人肌で温めろ、いいな」 「ハーイ(イッヤホー)、で・・・・このオッサンは?」
「うーん、その辺に毛布でもかけて寝かしとけ!性格の悪そうな顔してるやろ、こんな奴は勝手に生き残る」

③「おお、胡麻森か・・お互いえらい目にあったな、こんな寒い場所でなあ・・・耐えきれんぞ・・・俺のタグは黄色や、あそこのババアの赤色タグと交換してくれ、大丈夫や混乱してるからバレ無いで済む、頼む!ワシの方が絶対に社会に必要な人間や!早く、病院に・・・・」 「ダメです、タグの上に男女のチェック欄があるし名前を書く場所も・・・」 「馬鹿野郎、濡れて寒いし、怪我した所が痛い! 意識の無い奴の赤色タグの男を探せ!俺のタグは隠せ!」 「ハイ、仲縞田部長、じゃあ意識を失った振りしててください、誰か呼んで来て再トリアージさせますから、この腕の血を顔面に、こすり付けといてくださいね」「おーい、ここです、こっこでーす、意識を失ってる人が見つかりました!」

④「わ・ワシは県会議員の酢寒森やぞ、すぐ赤色のタグにして優先的に搬送せんかい!
 お前は県立病院の医者やろ? 早よせんかい!痛いぞ、馬鹿者!」 「こ・困ります、トリアージにバイアスを掛けられても・・・」 「いいのか?院長の仲縞田はワシの同期やぞ! お前の顔と名前は覚えたぞ!早くしろボケ!」

⑤「おい、血だらけの俺が黄色で、アノおっさんは怪我もしてないのに赤か?オカシイやろ? どうなってんねん?」「ああ、あの人は腹部内出血の可能性が高いんです」 「あのな、ここに30万円入った財布がある、これ全部やるから俺も赤にしてくれ!」  「そ・それ困ります・・・」「あのなあ、ワシも・・大東市で開業してる医者やったんや、今は政治家やけどな・・後でもっとお礼したるから・・・あー痛い、痛い」