医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

Medical jargon 医療俗語・医療隠語(米国中心で) ㉔「エッフェル症候群」「急性評価症候群」「エピシック」

Eiffel Syndrome エッフェル症候群   「ウワーこれは空の上からエッフェル塔の尖った先に落ちたから出来た傷かよ・・全く?」と思うような肛門・直腸の酷い傷・・・)
直腸付近に酷い怪我や異物混入の瘢を持つ患者  米国隠語               「王東先生、5Fの穴森ってオッサンのエッフェル症候群凄いですよ、診ました?」
「おー、診た診た! あのオッサンは同性愛者で、特に異物混入が趣味だったらしい」
「ゲゲ、あの顔で? うー今日の飯が不味くなる・・・・言わんといて欲しかった」 

 

Acute Evaluation Syndrome アキュート・エバレーション・シンドローム

急性評価症候群  「ただただ評価のためだけに」ERに送られて来るナーシングホーム(老人ホーム)の患者達   米国隠語
「オイオイ、また慕家森ホームからの救急患者かよ? 今週は3人目じゃねえか?」
「あそこは下の階で酢間森先生が開業して全体を診てるんだけど、メンドクサイ時と
時間外は全部コッチに救急車で回してくるんや・・・クソ! 特別手当を請求したいよなあ・・・今日は普通の下痢だったぜ・・・その前は足首の捻挫やったし・・・」

 

Epi sick エピシック アナフィラキシーまたは喘息で皮下エピネフリン療法を受けた患者  米国隠語 

 

Epinephrine  エピネフリン副腎髄質から分泌されるホルモン  カテコールアミンの一種
epi(上)+nephros(腎臓)=腎臓の上、つまり副腎からのホルモンという意味
=Adorenalin アドレナリン  adrenal(副腎)=これも副腎からのホルモンと言う意味
 アドレナリン注射液 (ボスミン)
アドレナリンの結晶化に成功したのは日本人の高峰譲吉博士 アメリカ人学者が後追いで、エピネフリンの名を付けて広まった。  日本では、エピネフリンと言うべきでは無いと、日本薬局方が2006年4月にアドレナリンに改正 勿論ヨーロッパでも、アドレナリンと言う! 世界的にもコッチやねんぞ、アメリカのバカヤロウ!
MDA独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)で検索しても、製品名・一般名に現在エピネフリンの名が付くものは無い ああ、エピペンがあるけどね 
今時、エピネフリンと言うのは、時代遅れの老人か? アメリカ帰り?