医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

自由な名づけが可能な、特殊外来・専門外来 ⑱ 「22q11.2欠失症候群専門外来」「音楽家のための専門外来」

22q11.2欠失症候群専門外来

22番染色体長腕の11.2の領域の欠損 発症すると、主に精神発達遅滞、心疾患(ファロー四徴症などの)、特徴的な顔貌などが現れる。別名は「DiGeorge(ディ・ジョージ)症候群」「円錐動脈幹異常顔貌症候群」「Shprintzen(シュプリンツェン)症候群」と言う。

 

楽家のための専門外来

歌手・声楽家の為の発声障害・喉・声帯の専門外来?って思った君!間違いです。

歌う音楽家より、歌わない(楽器を演奏する)音楽家の方の数が圧倒的に多いのだ!

フォーカル・ジストニア治療 局所性(職業性)ジストニア フォーカル=焦点
例=ピアノを弾く際に小指と薬指が屈曲し指を早く動かせなくなるなどの症状。
Dystonia  ジストニア・ディストーニーアー 捻転症。  中枢神経系の障害による不随意で持続的な筋収縮等の運動障害の総称。 身体の一部または全身に不随意の持続的な
筋収縮が生じる  主に頸部筋、躯幹筋に捻転が起きる。語源はdys=異常、tonia=緊張であり緊張の異常という意味 日本神経学会の用語では「ジストニー」と表記。全身に現れる「全身性ジストニア」と症状が体の一部分のみに起こる「局所性ジストニア(フォーカル・ジストニア)」がある。

じゃあ、スポーツ選手のイップスとは違うの?

どちらの症状も無意識に筋肉硬直が起こり、思い通りのパフォーマンス(運動)ができない。 また 筋肉硬直の主な原因は、意識と無意識の葛藤から生じてくる心的理由。  最近は、業性ジストニアという区分の中にイップスが含まれていると言う認識。

 

Yips イップス  精神的原因・緊張などで、音楽・スポーツ等の動作に支障をきたす運動障害 ジストニアの一種とされるが、原因ははっきりせず、根本的な治療法もない。
心因性インポテンツ(ED)などには使わない言葉 こっちの方が理解しやすい?・・・
文献等は見当たらないが、外科医自身がメスを持つ手が震えて手術出来ないと言うのも
医師仲間内?やマスコミでは、これもイップスと呼んでいるようだ。
胡麻森さんが大学教授等の前で、緊張のあまりか?動けなくなり、何も喋らないのは・・・イップスなのか?」「ち・違う!俺が喋ると君の成長をジャマすることになるから、黙って見守ってやってるんだ・・・」 うそつけ!