オフラベルハラスメント 医師が、小児適応の無い(成人用の)薬を使って・・・・うまくゆけば問題ないが副作用が強く出た場合などでは・・・・患者の親が「小児適応の無い薬なんか使うから、こんなことに・・」などと言って・・・「事前に聞いてない!医療過誤や!ハラスメントや!訴えてやる!」などと大騒ぎする。
Off-Label オフラベル医薬品=患者に対して添付文書に適応症、用法・用量が
記載されていない状態で使用されている医薬品。 小児の患者に適応が無く(治験申請しない)、仕方なく大人用の薬を使うと・・・・当然こうなってしまう
同じ病気に使う(使える)薬なのに、小児適応が無い・・・・その理由
①小児適応を取得しても、メーカーの売り上げは殆ど変わらないので・・・メーカーはわざわざ経費を掛けて、治験などやらない。
②そもそも、小児の治験はメーカーも医師もやりたくない。画期的な新薬ならまだしも、既存薬での小児適応追加など医師側も患者側も嫌がる。小児しか罹患しない病気の薬なら話は別だけど・・・
③小児のダブルブラインド試験などは、保護者の了解はまず得られない・・・ 「欧東先生、新しい有望な薬だと言うのはよく解りましたが、ダブルブラインド試験だと苦しんで居るうちの娘が偽薬を飲む可能性があるんでしょ?お断りです!」っとなって、既存薬との比較試験ぐらいしか出来ないのが現状
Off-Label Prescription=適応外処方 Off label use オフラベルユース (適応外使用)
「欧東先生、味覚障碍に亜鉛製剤が効果が有るのは事実です、ですがプロマックは胃潰瘍の薬でオフラベルユース・適応外処方となります 薬価は高いのですが、ここは適応のある・・・」
俺は聞いてない!ハラスメント 事前根回し要求ハラスメント
どんなに優れた提案でもビジネスプランでも、会議の席でいきなりプレゼン・発表すると、必ず反対されます。(えー・・・各自会議の席で発表する事って言ったじゃん!)
ほら、あの自民党の二階幹事長や85歳の森前会長みたいなジジイ達が怖い顔して「俺は何も聞いてねえ」「フン!俺も、今初めて聞いたぞ、何でや?」 「知らんぞ、そんな話は、前例も無いしな」って言いだします。
まだまだ日本は根回し社会なんですねえ・・・「ここで初めて発表したから当然です」などと言うのは最悪、事前に根回し行動(ボス・子ボス・取り巻き達への巡礼)をしなかった君が悪いと言う結論で終わります。 まれに後で”その提案が実現”する場合でも、君は無視され・・・そのビジネスのリーダーを任される事などは有りません。「アイツは協調性の無い奴や!実務は任せられん」って言われて・・・