医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療関連用語中心での「教育・学生・学習・研修等」特集 ⑨ 「インスティテュート」「インターン」「インプリンティング」

Institute インスティテュート 学会 研究所 協会 大学            会社名(研究所名)でよく見るよね
National Institute of Infectious 国立感染症研究所
The Institute of Medical Science, The University of Tokyo 東京大学医科学研究所
Institution  公共施設 《学校・病院・教会など》 学会,協会,院,団  制度,法令,慣例

 

Intern インターン 研修生  医学部卒業後、医師免許取得前に行う実習(昔)     医学部関連では1968年に廃止 もう医学部では死語です!医療関係者は使わない  もうドラマでも聞かないでしょ?  本来は、自分が所属している施設での研修や実習のこと ⇔ エクスターン

 

Internship インターンシップ  就業体験
 学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある
就業体験を行える制度(就職に密接) 就職活動本番でのミスマッチを防ぐ目的もある 
もう医学部では(死語)行われて無い(制度が無い)が、看護師・検査技師学校等では今も活発に行われている。

 
Externship エクスターンシップ  エクスターンは「学生が行う学外での研修」
 キャリア教育のひとつとして大学生を対象に行われる
 短期就業体験プログラム  インターンシップの目的はあくまで就職活動における
 企業と学生(応募者)のミスマッチを減らすこと(だから、インなのね)
 エクスターンシップでは、就業体験を通して職業への理解を深め、学習やキャリアビジョンの形成に役立てることに主眼が置かれる。そのため、就職活動とは直接関係無く、あくまで教育そのものがメインとなる。
pharmacy practice externship 薬局実務研修

 

Fellowship フェローシップ米国でインターンシップ後に、特定の医学分野でのさらなる専門教育訓練を言う。 (友達付き合い・大学の特別研究員やその地位の意味も)

 

Imprinting インプリンティング 刷り込み  動物の生活史のある時期に、特定の物事がごく短時間で覚え込まれ、それが長時間持続する学習現象の一種
「おい王東、阿寒森の奴は、なんで仲嶋戸部長の言うことを何でも聞くんだ? 常識じゃあ考えられんぞ・・・・・経費の胡麻かしや不倫のお世話までするか?普通・・」
「ええ、それが・・・新入社員の時のインプリンティングが強く残ってるのかと・・・なんでも男子寮で三年ほど一緒に、凄く濃い生活を送ったんだそうです。朝飯・晩飯・仕事中の昼飯・通勤も一緒・・・そのうえ、毎日(土日も)風呂まで全部一緒(体中洗わせていた)だったらしいです・・・」


 ゲノムインプリンティングは遺伝子発現の制御の方法の一つ
 先天性ゲノムインプリンティング異常症としては、Beckwith-Wiedermann症候群 (BWS)、Angelman症候群(AS)、Silver-Russell症候群(SRS)、プラダー・ウイリー症候群、新生児一過性糖尿病(TNDM)などが有る   体外受精児には多い