医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

「Effect ・エフェクト」特集 ③ アブスコパル・アロステリック・アンカリング    

Abscopal effect  アブスコパル(遠くに狙いを定める)効果= ”がん”が複数ある場合、その一つに放射線治療を行ってしばらくすると、放射線を当てていない”がん”まで
縮小するという現象、まれ。 免疫の力が働いていると考えられてる。
「欧東君の天敵グループの親玉の胡麻森課長を転勤させたら、彼の天敵が一人も居なくなったって本当なのか? なんでやろ?」 「はあ、あれがアブスコパル効果なんでしょうかねえ・・・・」

 

Allosteric effect  アロステリック効果   タンパク質の機能が他の化合物(制御物質、エフェクター) によって調節されること    アロステリック=別の場所

「欧東部長、今度の人事異動では阿寒森をアロステリックしてくださいね」
アロステリック制御=アロステリック効果により主に酵素や受容体などのタンパク質の
機能が制御される現象をアロステリック制御と呼ぶ。

 

Anchoring effect アンカリング効果・アンカー効果 係留効果(anchor effect) 
判断や予測が難しいときに最初に接した目安の数字や価格、特定の情報が後の判断に大きく影響する現象のこと。
「王東部長、それアンカリング効果ですわ・・・胡麻森の見かけは普通で愛想よくて、
まあ美男子の方かも知れません、近づかなければ煙草臭く無いしね、でも性格はババ色
でケチで不誠実な胡麻化し野郎で、意地悪だし胡麻スリでヒラメ(上役しか見ない)ですわ・・・部長、絶対騙されてますよ」 「うーん(お前と一緒やと思うぞ・・・)」