医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療系雑談 オリンピック編② パラリンピックとその他の競技会の完全理解 前出含む 

Paralympic パラプレジック もともとは、半身の不随(Paraplegic)+オリンピック(Olympic)の造語 最初はパラプレジア(ディプレジア)の患者(車いす競技)だけだった。 日本人の命名らしい。1985年から、平行(Parallel)+ オリンピック(Olympic)で、「もう一つのオリンピック」と解釈することになって、競技の種類が広がった。

Paralyse・Para パラライス 麻痺  

Paraplegie(独)パラプレジー  Paraplegia(英)パラプレジア 対麻痺
Paraplegic 対麻痺・腰から下が麻痺・半身まひ 四肢麻痺と異なり、両下肢のみの運動麻痺(運動中枢から筋線維までのうちのいずれかの障碍によって随意運動ができない状態)
Diplegia ディプレジア 両側麻痺、両麻痺
Hemiplegia  ヘミプリージア 脳卒中片麻痺  俗に、ヘミと言われる Hemi- = Half
=Hemiparesis  ヘミプレーシス      一側の上・下肢の麻痺を片麻痺
 -plegia は連結形で「麻痺」 prosopoplegia 顔面筋麻痺  gastroplegia 胃麻痺
 両側の上・下肢の麻痺は四肢麻痺(tetraplegia)、両側の上肢または下肢の麻痺を 
 対麻痺(paraplegia)、対麻痺のうちで特に下肢に強い麻痺を両麻痺(diplegia)、
 一肢のみの麻痺を単麻痺(monoplegia)
Tetraparalyse (独) テトラプレジー 四肢麻痺 「ああ、縞森さんなら5Fの病室ですが、彼はテトラプレジーですからねえ、本人が面会を嫌がるんです、貴方は会社の方? ああ上司の王東さんね、それでご用は?」  

 

Cybathlon サイバスロン 障碍者・身体的弱者がロボット技術や高度な補助デバイスを使って競い合う国際的なスポーツ大会。 2016年10月に第1回大会がスイスで開催された。これって、パラリンピックと融合してもいいと思うけどなあ・・・

 

Deaflympics デフリンピック 4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会 ろう者(Deaf)+オリンピック(Olympics)の造語  夏季大会と冬季大会がある。

 

Special Olympics、略称:SO スペシャルオリンピック  知的発達障害のある人の為の国際的なスポーツ組織。知的障害のある人々にスポーツのトレーニングをする機会と競技会を提供する国際的活動。

 

Abilympics  アビリンピック 全国障碍者技能競技大会  国際大会もある