Suture スーチャー 縫合 Stitch Surgical suture 縫合糸の意味も (独)Faden ファーデン 糸・縫合糸 suturation 縫合術
「欧東さん、シルクのスーチャーが欲しいのだけど、何号ぐらいが一般的なの?」
「そーですね、2-0と4-0位を持ってきましょうか? 直径で0.3mmと0.15mmですね、開業医の先生なら、この二種類ぐらいを置いておけば充分ですよ・・」
Silk シルク 絹,絹糸,生糸 家蚕絹フィブロイン 手術用縫合糸として長い歴史がある。
蚕の繭からとれる繊維状のタンパクで、パウダーとして化粧品原料や美容健康食としても用いられている。
Catgut カットグート羊の腸から作られる縫合糸
現在、人工の吸収糸に代わっている。
Gut ガット 腸・腹 テニスガットは昔、羊の腸だった⇒今は牛の腸か合成繊維
昔、手術用の吸収性縫合糸として、牛の腸線(カットグット)が使われていた。
BSE関連で発売中止。今は、吸収性でも合成素材になっている。
mono(単)+filament(線)=モノフィラメント・単糸
一本の線からなる糸で表面が平らで細菌がつきにくい縫合糸
→組織に優しいが、弱く切れやすい、感染しにくい
Braid ブレイド(編糸) →組織を傷つけやすい、強くて丈夫、感染しやすい
Skin Stapler スキンステープラー 皮膚縫合器(ホチキスに近い)
縫合するより早いが、合併症が起きやすい ステープル リニアカッターステープラー
Naht(独)ナート・ナード 縫合 本来は縫い目(縫った跡)
(英) Suture 縫合処置 正確なドイツ語の縫合なら、Nähenになる。
Needle holder ニードルホルダー 持針器 外科手術で用いられる縫合針を把持するための器具 針を把持したときにロックが掛かるようになっている。
「メイヨー・ヘガール式持針器」「マチュー式持針器」「カストロビエホ持針器」「ローゼル持針器」「カストロビージョ持針器」など。
自宅にヘガールを2個持っている(奇麗なので、医師会の事務所で、つい買ってしまった)が、実生活では出番が無い。