Metallo- メタロ (金属)
- metalloenzyme 金属酵素
- metalloprotein 金属蛋白
- metallotherapy 金属療法
- metalloprotease 金属プロテアーゼ
Metallosis メタローシス 金属症・金属アレルギー 大きな問題になるのは、人工膝関節置換術後のメタローシス。 人工関節のように硬い材料と柔らかい材料の組み合わせで、やわらかい材料が磨耗し、局所的に金属面が露出し、体液にふれ腐食をおこす。 歯科治療での金属アレルギーも問題だが、アクセサリー等なら装着を止めれば済む話。
金属イオンが溶出し、周辺組織が炎症を起こしたり壊死するのが原因。
Metalloid メタロイド 金属様の類金属 元素の分類において金属と非金属の中間の性質を示す物質 一般的にはホウ素、ケイ素、ゲルマニウム、ヒ素、アンチモン、テルルの6元素
Humanoid ヒューマノイド 「人間そっくりの」や「人間によく似た」という意味
人間に似た姿をしているが人間ではないもの。「酢寒森?あのヒューマノイドみたいな上司専用胡麻すりマシーンの奴か? 部下にはホンマに冷たいよなあ・・・」
metallochaperone メタロシャペロン (細胞内外で金属を取り込み・輸送する結合タンパク質) 金属シャペロン 細胞内のタンパク質の約半数は、鉄、亜鉛、銅、ニッケルなどの金属イオンを取り込み、金属タンパク質としてさまざまな生体内反応を触媒している。
Metallothionein メタロチオネイン 構成アミノ酸の30%がシステインからなる低分子量の金属結合性蛋白質 細胞質に存在し、重金属の毒性を軽減・解毒する作用を示す。Zn(亜鉛)・Cd(カドミウム)・Pb(鉛)・Hg(水銀)・Bi(ビスマス)・Au(金)・Ag(銀)・Cu(銅)・ Hg(無機水銀)などと結合する。
ウイルソン病は体内に「銅」が蓄積する遺伝子疾患だが、亜鉛製剤が有効なのは、体内ではメタロチオネインによる金属排出が「亜鉛」より「銅」の方が優先される為。亜鉛は体内に過剰にあっても障害を起こさない。
Metalloproteinase メタロプロテアーゼ・メタロプロテイナーゼ 金属プロテアーゼ (金属を含む蛋白分解酵素) 活性中心に金属イオンが配座しているタンパク質分解酵素の総称
Metallomics メタロミクス 金属タンパク質や金属酵素と、生体内の物質合成や代謝機能の関わりの研究
Metabolomics・メタボロミクスあるいはメタボローム解析(Metabolomic analysis)は、細胞の活動によって生じる特異的な分子を網羅的に解析すること