過去、日本の大学教員の職階は、学校教育法によって教授、助教授、助手(及び大学の判断によって講師)となっていた。2007年の改正によって、助教を設けると共に、助教授を準教授(Associate Professor・アソシエイトプロフェッサー)と呼ぶことになった。
研究をする助手が助教(Assistant professor・アシスタントプロフェッサー) になり、教育専門の補助や実験等の補助する役が助手と呼ばれることになった。
「あー王東先生(助手)、先日お願いした組織標本は出来てるね、持って来て」
教授➡准教授➡講師➡助教➡助手・・・・・➡ラボランチン となっている。
Docent ドーセント 大学講師は、教授又は准教授に準ずる職務に従事する教育職員
大学によっては自分の研究室が持てる場合も有る。
Assistant professor アシスタントプロフェッサー 助教 ほとんどの場合は任期付きで、実験や演習を持たされることはあっても、通常の講義は助教は持たないのが普通(持つことは可能で持ってる場合も見かける)。コンスタントに論文を出して研究者として十分な業績があったとしても、最長10年間の任期が延長されることは無い。 (10年を超えると法律によって無期転換する義務が生じるため) 勿論、優秀な助教なら講師・准教授へ昇格あるいは教授選に立候補して教授になる場合もある。東京在住で
論文数も多い・すごく評価の高い有名助教でも「田舎の大学の教授なんか嫌や!」と言う人種も多いらしい。(財産も有るし、友人も多いし、女房は東京を離れないって言うし、ここに特別な彼女も居るし、何より各種講演会に田舎からイチイチ来れるか!)
長年、准教授・講師・助教を務めていても、自分より若い教授が着任すると、開業あるいは病院へ就職って話は普通に聞くでしょ。医学部なら普通、医師免許が有るので、助教の任期が切れでもまあ普通は困らない。でも、他の学部なら博士号を持って(ポスドク)フリーターと言う話も稀では無い。近所に居る。