Evidence エビデンス 証拠・根拠・証言のこと。
Medicine メディスン メディシン 薬物・医学・医療
Evidence Based Madicine EBM エビデンス・ベイスド・メディスン (Practice)Evidence-Based Medicine エビデンス・科学的根拠に基づく医療。Practice プラクティス 演習・練習・実行 実践、実地、実際、(実地で得た)経験
「〇〇ーBased Medicine」の場合 ~の薬物・~関連の薬って意味の場合も有る
Outcome-based medicine OBM アウトカム・ベイスド・メディスン 治療成果を重視した医療 患者より研究成果・論文の方を重視した医療じゃ無いことを祈るね。
Outcome アウトカム 成果 (臨床) 予後, 成績, 転帰, 研究がもたらす本質的な成果。 論文数で無く、社会に与えた影響の評価とか
Experience‒based Medicine EBM エクスペリエンス・ベイスド・メディスン 経験に基づく医療 (ほとんど見かけない。比喩的に使う)
Evidence Biased Medicine EBM エビデンス・バイアスド・メディシン エビデンス・根拠にバイアスがかかった医療。 皮肉で漢方等を揶揄するとき等に使う。「胡麻森先生のEBMのEは、某大メーカー様のバイアスが掛かった”B"じゃ無いの、ほとんどの患者に、この薬を使うのは絶対おかしいよなあ・・・・」
Ethics-Based Medicine EBM エシックス・ベイスド・メディスン 「いかに行為すべきか」 倫理的で規範的な価値判断による医療 勝手に作った造語らしいけど
Omics Based Medicine OBM オミックス・ベイスド・メディスン オミックス(Omics)情報を駆使して、疾患の予防、診断、治療、予後の質を向上することを目指す医科学研究の名称。生体内の特定の機能分子に着目して,網羅的に解析・研究する学問を総称して呼ぶ。 対象とする分子が遺伝子(Gene)ならゲノミクス(Genomics),タンパク質(Protein)は プロテオミクス(Proteomics),代謝物(Metabolite)はメタボロミクス(Metabolomics)、 その他、トランスクリプトミクス リピドミクス などにそれぞれ分類される。
Genomics-based medicine GBM ゲノミクス・ベイスド・メディスン ゲノミクスゲノム医学 ゲノム・遺伝子について研究する生命科学に基づく医療
Biotechnology-based medicine バイオテクノロジー・ベイスド・メディスン 生物工学に基礎を置く医療
Narrative Based Medicine NBM ナラティブ・ベイスド・メディスン 患者の語る物語・情報に基づいた医療。患者が語る病気になった理由や経緯、現状の「物語」から,医師は病気の背景や人間関係を理解し、患者の抱える問題に対して全人的(身体的、精神・心理的、社会的)にアプローチしていこうとする臨床手法。ある種の精神疾患なら絶対コッチがいいかも? 忙しいからと患者の話も聞かず、触診もせず、机のパソコンの画像と検査値のデーターの方しか見ない胡麻森先生よりマシかも。「あれじゃあ、ロボットに見てもらう方がいい」って患者に言われないだけマシかも。
Value‒based Medicine VBM バリュー・ベイスド・メディスン EBMより新しい考え方 EBM(Evidence-Based Medicine)の次のパラダイム(模範)で 「医療の価値を評価して最善の医療を実践しようとする価値に基づく医療」でもまだ見かける事は少ない。果たして、この言葉は定着するのか?
Human-Based Medicine HBM ヒューマン・ベイスド・メディスン 人間の人間による人間のための医療 目指すのは、「個人個人、その人なりの幸せ」らしい
Faith-based medicine FBM フェース・ベイスド・メディスン 信仰に基づく医療
医学的なエビデンスでは無く、宗教や信仰心に立脚するもの 不治の病なら、こっちの方が患者の心の幸せの為にはいいのかも。
Risk Based Medicine RBM リスク・ベースド・メディシン (evidence-based medicine・EBM)よりも様様なリスクを中心な考え方 リスク管理中心の医療
筆者はこれを「bibiri Based Medicine BBM」ビビリ・ベースド・メディスンと呼んでいる。失敗を恐れて(ビビッて)手術などを躊躇して、痛み等の症状緩和だけに対処する医療。英語なら 「Chicken Based Medicine CBM 」チキン・ベイスド・メディスンになるのかな?