医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

エピシック・Epi sick って解る?  米国医療隠語なんだけど

Epi sick アナフィラキシーまたは喘息で皮下エピネフリン療法を受けた患者     米国隠語

「欧東先生、すぐ蕎麦アレルギーでエピシックの患者が来ます。自分でエピペンを使用してます」

Epinephrine  エピネフリン 副腎髄質から分泌されるホルモン           

カテコールアミンの一種
epi(上)+nephros(腎臓)=腎臓の上、つまり副腎からのホルモンという意味
=Adorenalin アドレナリン adrenal(副腎)=副腎からのホルモンと言う意味
 アドレナリン注射液 (ボスミン)
アドレナリンの結晶化に成功したのは日本人の高峰譲吉博士 アメリカ人学者が後追いで、自分が最初だとエピネフリンの名を付けて広まった。  日本では、エピネフリンと言うべきでは無いと、日本薬局方が2006年4月にアドレナリンに改正 勿論ヨーロッパでも、アドレナリンと言う 
PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)で検索しても、製品名・一般名に現在
エピネフリンの名が付くものは無い ああ、エピペンがあるけどね(アドレナリン自己注射薬) 今時、エピとかエピネフリンと言うのは、かなりの時代遅れか?     アメリカ帰り? ボスミンって言うのが正解?  アドレナリン注シリンジって言うと     ノルアドレナリンと間違えますか?

 

Noradrenalin ノルアドレナリンは、アドレナリンの前駆物質 
ドーパミン⇒②ノルアドレナリン⇒③アドレナリンの順で生成される。      神経伝達物質のモノアミンにはドーパミンノルアドレナリン、アドレナリン、
セロトニンヒスタミンがある