医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

「Scale・スケール」医療で出て来る評価表・検査表などなど ③ 「カルノフスキースケール」「パフォーマンスステータス」

Karnofsky Scale Karnofsky Performance Scale カルノフスキースケール 

 機能障害の評価ツール カルノフスキー尺度  (日常生活における活動性の尺度) 

他にも
Karnofsky Performance Status     がんのパフォーマンスステータスなど

Dasc-21 ダスク21  地域包括ケアシステムにおける認知症アセスメントシート
 Dementia Assessment Sheet for Community-based Integrated Care System-21

BADS   遂行機能障害症候群の行動評価
    Behavioural Assessment of the Dysexecutive Syndrome

FIM  機能的自立度評価法   Functional Independence Measure
    患者の日常生活動作(ADL)の介護量などを測定することができる

 

ところで、パフォーマンスステータス  ?ってなんだったっけ?

 

Performance Status( PS )全身症状の医学的指標 0から4の5段階に分けて評価する 
   日常生活や労働など、どの程度行えるかという全身状態 
例=肺癌の「パフォーマンスステータス」 全身状態を示すPSでは一般に、PS0~PS2なら、積極的な治療がすすめられ・・・・・などと使う 
「欧東先生、阿寒森さんはPS4でねえ・・・もう終日就床で、もう何をして無駄だけど、貴方が担当してください、セデーションの管理を宜しくね・・」
グレード0…特に制限なく、普通に社会活動ができる 
グレード1…歩行・軽労働・軽い家事・事務作業等はできる 
グレード2…歩行・身の回りのことは出来るが、軽労働はできない 日中50%以上は起きている 
グレード3…身の回りのことはある程度出来るが、日中50%以上は就床している 
グレード4…常に介助が必要、終日就床している