医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

あれーこのハラスメントは? ああ、部長の忘れ物です・・・㊸「オープンエンドハラスメント」「ガルシアハラスメント」

オープンエンドハラスメント 「オープンエンドの質問」これを十分理解している医師・看護師・介護職員等が、患者と会話を交わすのがメンドクサイ!とわざわざクローズドクエスション・closed questionのみで会話を終わろうとするハラスメント 
開業医ではまずやらないが、ネーベンの病院勤務医師等はこれをやってしまう。「患者が増えても減っても俺の給料は変わらない・・・・メンドクサイ診察は早く終わった方がいいに決まってる! もし開業するときには、また考えるし・・・」


クローズドクエスション 答えが限定される質問  例えば「欧東さん!今朝は薬を飲みましたか?」なら ①ハイ、飲みました  ②イイエ、飲んでいません  の二つに限定される 


Open-End  オープンエンドの質問 患者情報を引き出す為「ハイ」「イイエ」では答えられない質問 「今朝、ご飯食べられましたか?」じゃ無くて ⇒ 「今朝のご飯は、何を食べましたか?」
オープンクエスション 答えが限定されていない質問               「今日は何故病院に来たのですか?」
①欧東先生に会いたいから ②退屈だから ③家は暑いから ④皆と駄弁るのが好きだから ⑤薬が切れたので ⑥同病の友達に会いたいから ⑦暇すぎてすることないので ⑧ここは美人の看護師が居るから ⑨家にいると虐められるから ⑩家内が午前中はどこかに行けと言うから ⑪バスの無料券があるから ⑫ここクーラーが効いてるから ⑬シップ薬を友達に売って、無くなったので ⑭読書するのに丁度いいから

 

ガルシアハラスメント  その人が大嫌いな食べ物を十分に理解したうえで、無理に食わそうとしたり、話題にしたり、ワザと目の前に持ってきたり、臭いを嗅がせたり、その場で自分が沢山食ってみせたりするハラスメント

Garcia effect  ガルシア効果 味覚嫌悪学習
特定の食物の味覚とその後の気分不快との関係を容易に学習することを言う。
  ある食べ物を食べた後で、極度の嫌悪を感じ体調不良が発生すると、その味覚を
   手掛かりとして、その食べ物を摂取しなくなるごく不通の現象。
「キュウリがダメなんだよ・・・あの青臭い臭い・食感がなあ・・・緑の色も、あのトゲトゲも・・こう言うのがガルシア効果なんだろ?」 

「オオ!何か解るぞ、俺、煙草臭い胡麻森が近づいて来るだけで、気分が不快になるんだ・・・あんなのもガルシア効果と言うのかあ?」