医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療関連用語中心での「教育・学生・学習・研修等」特集 ㉛ 「ホーソン効果」「ポートフォリオ」「ボールドウィン効果 」

Hawthorne Effect ホーソン効果 調査(治療)を受け、監視(期待)されていると言う心理的要因による影響過誤減少(病気が良くなる)効果
人は特別な扱いを受けると、さらに効果を上げよう・頑張ろうとする傾向があること 
例えば、かまってくれる人に恩返しをしようとすると言うような・・・・ 
「王東さん、新人達に妙に優しいですね?どうしてですか?」 「おお、ホーソン効果って知ってるか? アイツらの恩返しを狙ってるんやハハハ、俺は故郷の川に帰って来る”サーモン効果”と呼んでいる。将来、俺が出世したときに盛り立ててくれる大事な部下になるぞ、ハハハ」「はー(無理・無理、そんな事言ってる、のんびりしたアンタは絶対出世しないし・・・この人に近づくのは止めとこ・・・)」

 

Portfolio ポートフォリオ 折りかばん、書類入れ 書類入れの中の書類  有価証券一覧 代表作品集  品ぞろえ、製品ライン(アップ)
医療関連で使うなら、研修手帳・研修ノート(自分で書く) パーソナルファイル
もとは、自分の成果を取り纏めて第三者に呈示するファイルのこと レポートの意味も
会社の概要を示す事業ポートフォリオや学修者・教育者のポートフォリオなどもある 
「木館森君、僕の話をキチンと聞いているのかね? ポートフォリオは作ってるよな、
 見せたまえ・・・」 「え・ええ・・・紙ベースのモノはありません、携帯の中に・・・」「じゃあ、それを見せなさい」 「け・携帯はダメです、プライバシーの侵害そのものです・・・(待ち受け画面から、ヤバいもん」

 

Baldwin effect  ボールドウィン効果  学習能力が高くなる方向に選択が進むことを示唆したもので、選択された子孫は新たなスキルを学習する能力が高くなる傾向があり、
遺伝的に符号化された固定的な能力に制限されない傾向が強まる
学習・経験により生存に役立つ技能を獲得したとすると、その役に立つ技能を学ぶ能力が子孫に伝達される。 これが組織や社内の新人達の世代の間でも発生する。
「新人教育の阿寒森君の評判が悪いって聞いたぞ、誰も本気で聞いてないらしいな?」
「え、ええ・・・一種のボールドウィン効果と申しますか、歴代の新人たちが、皆総スカン状態でして本能的に、役に立たない話を聞かないと言うか・・・」 「それは怠慢だ、配置転換するぞ・・すぐ、欧東君に替えたまえ」