医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ハラスメント見学会実施中 ⑧③ 「マルウェアハラスメント」「マリンゲリングハラスメント」「代理ミュンヒハウゼン症候群ハラスメント」

マルウェアハラスメント  仕事中に個人がパソコンを置いたまま席を離れている隙に、マルウェアを仕込んだり、設定を変えたりする意地悪ハラスメント(実話です・これ被害を受けましたが、監視カメラでも無ければ、証拠は残りにくい)
勿論、ネット回線で繋がっているので、知識があれば遠隔操作も可能。
勝手にメールを開いて、悪意のメールを上司に送った例もありました。教訓=席を離れる(トイレでも)時は、短時間でもロックを掛けること。転職が決まった人がデーターを盗み出す場合も(この場合も、自分のパソコンを使わず他人のパソコンを使う)
Malware 悪意のあるソフトウェア/malicious software コンピュータの正常な利用を妨げたり、利用者やコンピュータに害を成す不正な動作を行うソフトウェアの総称

 

マリンゲリングハラスメント これ、詐病がハッキリしているなら、その人に当然ハラスメントするよなあ。詐病で休んでいる人の分まで仕事をさせられる俺たちにもハラスメントになるんだから・・・こっちが嫌!
Malingering マリンゲリング 詐病 仮病を使って休むこと       malingerers=マリンゲラーズ 詐病する人  feigned illness仮病
疾病利得等(保険金とか)のために、病気であるかのように振る舞っている偽りの状態
慢性疼痛慢性疲労症候群、Fibromyalgia(線維筋痛)や交通事故後の”むち打ち”が有名
whiplash associated disorders, WAD 外傷性頸部症候群 これが俗にいう”むち打ち”
特に痛みは測定できない・他人には解らない場合が多いので詐病も成立する。
「おいおい、痛森の爺さんまた受診か?マリンゲラーズも良いとこだな、保険金目当やな?」「腰の痛みで歩くのがやっとだと言うんだろ? でも先日、町で近道の石段の上に軽く自転車持ち上げるの見たんだ・・・元気そのものやったぞ」 「えっ、杖ついて自転車に乗れるのか?」「いや、持ち上げて石段を歩くんだ・・・」「はは・・・・」

 

代理ミュンヒハウゼン症候群ハラスメント  無理に病気にされた方は、たまったもんじゃねえぞ・・・
Munchhausen Syndrome ミュンヒハウゼン症候群・虚偽性障碍(病気の振りや自傷を・・)嘘で、しかも重篤な症状を訴えては病院に入院を繰り返し、渡り歩く 病気になることや、病気によって同情を引くといった精神的利益を目的としているため手術や検査といったリスクをいとわず、むしろ積極的に協力する点が詐病と異なる。
自分の創傷に泥や排泄物をすり込んだり・さらに切り開く? ちょっと想像できないけどなあ・・・ ミュンヒハウゼンは、小説の『ほら吹き男爵の冒険』の”ほら吹き男爵”の名前 
Münchausen syndrome by proxy 代理ミュンヒハウゼン症候群= 近親者
(母親の子供に対するケースが多いが、配偶者などのケースもある)を病気に仕立て上げる。点滴液中に消毒剤などを入れた例が報道されたよね。 これ絶対ハラスメントや!