医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ハラスメントの世界にようこそ!⑥④ 「ハインドサイトバイアスハラスメント」「バクスターハラスメント」「ハゲタカジャーナルハラスメント」

ハインドサイトバイアスハラスメント 何か失敗などをしたときに「やっぱりな、そのやり方では失敗するって思っていた」 「前から危ないと言ってたのに(言ってませんからね)」などと、後追いで虐めるハラスメント
Hindsight bias  後知恵バイアス 「そう言うと思った」 「やると思ってた」 「そうなると思ってた」「だから言ったのに(ホントに言ってませんから)」    「言おう・言おうと思ってたんや(なら事前に言え!)」という心理。       物事が終わった後に、それが予測できるものだったと考える心理的傾向。 
これを言う奴(特に上司)が多く、言われるたびに頭にくるんだけど。これ絶対ハラスメントですよね?

 

バクスターハラスメント  上司などが大切にしている植物に対する、八つ当たりのハラスメント
①お湯をかける ②砂糖水・塩水・珈琲・コーラ・酒などをかける ③タバコ・ドライヤーなどで炙る ④吸殻を埋める ⑤針・爪楊枝などでホジクルなど
Backster Effect  ウソ発見器をサボテンなどの植物に接続すると,まわりの人間や生物の感情に植物が反応するという現象。  その植物の世話をしている人だと,その人が遠方にいても反応する場合もあるという。  「仲縞田さん、何でその観葉植物に針を刺してるの?」「ああ、これね、胡麻森課長の可愛がってる植物でしょ、こいつを虐めると逆バクスターエフェクトで本人もどこか痛くなるんじゃ無いかと思ってな・・・・ははは、熱湯でもかける方がいいのかな?」

 

ハゲタカジャーナルハラスメント  提出論文数を上げようと、あせってハゲタカジャーナルに投稿した研究者に対する軽蔑ハラスメント。  「馬っ鹿だなあ、それハゲタカジャーナルだぜ、焦ってそんな処に論文投稿しても、誰も投稿数に入れてくれねえ、実績にもならねえよ・・・金もしっかり払ったんだだろ?」
Predatory journal プレダトリー Predatory publishing 捕食出版・粗悪学術誌  研究者の投稿した論文原稿をまともな査読過程や編集過程を経ることなく、そのままオープンアクセスの学術誌で出版する行為。  そのような出版社をハゲタカジャーナルと呼ぶ。英語論文を出したい著者に付け込んでお金を巻き上げるイメージ。 研究者を食い物にするので、ハゲタカジャーナル(捕食ジャーナル)と言う。  インターネットのみ、それ(捕食)専用の学術誌とかも存在する。全部日本語なら絶対信用しないのに、なぜか全部英語なら信用してしまう・・・悲しい英語コンプレックスを利用されてしまう。チョット解る。