医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ハラスメントの種類 ⑮ 「オートノミーハラスメント」「ガルシアハラスメント」「クシャミハラスメント」

オートノミーハラスメント   必要以上にオートノミーを振りかざす人によるハラスメント 結局、部下や関係者や患者には不利益になる場合が多い。
Autonomy 自律性・裁量権   組織外からの影響と関係なく組織内において自律的な働きをする状態を指す  「医師のオートノミー」と言う場合は、医師の裁量権
「裁森先生? ああオートノミーの塊のような奴か?治療チーム全員が反対しても押し通す奴な!結構、周りは迷惑してんだ・・・・何でも一人でやる無医村か離島とかが、向いてるんじゃねえか?アイツにはチーム医療は無理や!」
プロフェショナル・オートノミー =「高度の学識と技能」、「国家による資格の承認・特権の付与」「非営利性」、「専門職業団体としての活動」を要件として、患者診療に関して自らの職業的判断を自由に行使できる医師に与えられた保証

 

ガルシアハラスメント  その人が大嫌いな食べ物を十分に理解したうえで、無理に食わそうとしたり、話題にしたり、ワザと目の前に持ってきたり、その場で食ってみせたりするハラスメント
Garcia effect  ガルシア効果 味覚嫌悪学習
特定の食物の味覚とその後の気分不快との関係を容易に学習することを言う。
 ある食べ物を食べた後で、極度の嫌悪を感じ体調不良が発生すると、その味覚を
 手掛かりとして、その食べ物を摂取しなくなる現象。
「キュウリがダメなんだよ・・・あの青臭い臭い・食感がなあ・・・緑の色も、あのトゲトゲも・・こう言うのがガルシア効果なんだろ?」 「何か解るぞ、俺、煙草臭い胡麻森が近づいて来るだけで、気分が不快になるだろ? あれもガルシア効果と言うのかなあ?」

 

クシャミハラスメント くしゃみがでかい=示威行動です。俺はここにいるぞ!無視するな!です。 ゴリラのボスが、胸を叩いて吠えているのと同じです。さすがにコロナの時代では、少し遠慮してるようですが、本質は変わりません。でかいクシャミの後すぐ、何か言ってるもの物凄く嫌です。「ハーハックション!コンチクショー」「ハックション!バカヤロー」「ハックション!アホンダラ」 その他、「オラー・クソー・ウヒー・ガキャー・コンニャロー・テヤンデー」などなど  頼むから、オッサン静かにしろよ!  英語でクシャミはsneeze 英語圏でクシャミをすると、周りから「Bless you」(お大事に?)って言われるそうです。だから、こんなオッサンには「どうしました?大丈夫ですか?」などと心配そうに話しかけるのが正解・嫌だけどね。