医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

ハラスメントの種類 ⑭ 「カンファレンスハラスメント」「キャンサーギフトハラスメント」「筋肉ハラスメント」

カンファレンスハラスメント   

Conference カンファ・カンファレンス・コンファレンス 話し合い,相談,会議・協議会  「大きい大会」や「公式の会議」という意味も本来は、学術的な会議(学会)や、研究会、国際会議などを言うのだが・・・

Case conferences  医療の現場では患者の医療ケアの為の検討会を意味   ここで結構虐めが発生する(若手医師を鍛えると言う明目で) 特に地方の私立医大出身者で親父(医師会のドンなど)の権力等でその病院に無理に就職した医師などが、少しでもアヤフヤな頼りない発言をすると、皆で徹底的に問い詰める嫌がらせや虐めが始まる。
都会の大型の官公立病院は、近くの歴史ある国立大学の医師でほぼ占められている。 これをジッツと言う。
Sitz ジッツ (独) 学閥・関連病院の大学医局のポスト(有給医師枠)・権利のようなもの特定の大学の息のかかった病院や診療科  主なポストは、この大学出身者が占める 
「ここの外科は阪大のジッツや、安保森先生は一人だけAHO大学やろ・肩身狭いらしいわ・・」「欧東外科病院は京大のジッツです。 この検査・治療機器入れるなら、本院から落としてください、ここ単独採用は無理です。」

 

キャンサーギフトハラスメント Cancer gift  ”がん”がくれた贈り物    がんを経験して生き残って、人間は1人では生きていけないことを痛感し、何事に対しても謙虚さと感謝の気持ちを忘れないような気持になること。
「酢寒森って、”がん”だったんだろ? 退院してから、何だか優しくて、謙虚になったんだけど・・・あれ別人だぜ」「ああ、あれがキャンサーギフトだよ、彼なりに人生を見つめ直したんだろ・・・がん様様だな」でもこれを、他のがん患者にも押し付けるのはハラスメント「俺は、がんになったお陰で・・・お前も・・」

 

筋肉ハラスメント  筋肉自慢ハラスメント
①ストイックに生きていて、筋肉はあるのに頬がコケていたり、フルマラソンの翌日に、よけい元気だったり・・・「ハイハイ足の筋肉凄いです。嫌ですよ、絶対触りませんから・・・はあ、固いんですね・・・(肉は柔らかいのが上等なんだぞ!)」
②細見に見えて、175cm・90Kgなの? 体脂肪率8%! ああ、腹筋割れてるの見せないでください・・・はあ、国体選手だったんですか?  ハイハイ、僕は昔から運動苦手です・・・・
③隣の胃弱系の虚弱な阿寒森課長より、健康的でマシですけど、僕にはストレスです。
④嫌です、プロテイン飲料の試飲なんか・・・ええ、甘いコーラが大好きですけど、私の勝手でしょ?(人が嫌がってるのに、この人は頭の中も筋肉だらけなんかも?)