医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療隠語(カタカナ語・英語・ドイツ語)の話 ⑳ 「コックローチファクター」「ウオール」「ジャック・バウアー」

Cockroach Factor コックローチ(ゴキブリ)ファクター ゴキブリ要素・要因・因子   米国隠語 外傷や深刻な治療を生き残る能力を持った患者  普通、社会貢献している人・ええ人ほどこの能力は低いのが定説。 「王東先生、五木森さんって言う患者、助かりますかね? あんな酷い事故・大手術見たのは初めてです」 「はは、君には解らんのか? あんなコックローチファクターの強そうな患者は滅多に死な無いんだぞ・・憎まれっ子世に憚るってやつでな、生命力も極めて強いんだ・・・フン!」

 

Wall・ Brick Wall  ウオール 壁・レンガの壁 一貫して他の医師を認めず・相談を求めない医師  米国隠語

Consult  コンサルト(医者に)かかる 診察してもらう (専門家に)意見を聞く 助言を求める 
他科コンサルテーション・コンサル=院内の他の科の先生にお願いして、自分の担当患者さんを診てもらうこと・意見を聞くこと  これが普通、疾患によっては必須

 

Jack Bauer  ジャック・バウアー 24時間後にも、まだ立ち上がって休まず働いている医師   米国隠語  テレビドラマシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」の主人公 全シーズンが1話1時間の全24話・24時間で完結する構成になっている。
「王東先生、眼が赤いですよ、飲み過ぎですか?」 「ば・ばか野郎!昨日は当直で今もまだジャック・バウアーやってる途中や・・・何かすぐ食えるもの持ってないか?」「あ、ごめんなさい、すぐ何か買ってきますね」