医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療用語 「ICD-11」と「DSM-5」の最低線の知識  必須!

ICD-10 『International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems』  疾病および関連保健問題の国際統計分類 
世界保健機構(WHO)が作成している診断基準 英語の原文をネットで無料閲覧可能
ICD-11 アイシーディー11 2019年7月22日 - 世界保健機関(WHO)が国際的な診断分類である「ICD」を約30年ぶりに改訂して「ICD-11」となった。 
ICDコーディング=カルテに記載されている病名を、世界保健機関(WHO)で行っている
        「疾病、障碍および死因統計分類」に基き符号化すること

 

DSMーⅣ・DSM-5 ディーエスエム5                   「Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 5th edition」
 アメリカ精神医学会が発行している「精神障碍の診断と統計マニュアル」
  APA  American Psychiatric Association  アメリカ精神医学会
 グローバル・スタンダード(病名診断する精神科医の共通言語)として使われている。ただし、無料じゃ無く、本を購入することになる(アマゾンで大型本は22000円もするぞ)最新のDSMは第5版で、2013年5月18日に出版された。日本語訳は2014年6月30日~ 当然、ICD-11と疾患名などが相違する場合があるが、精神科なら絶対コッチ
「王東君、君の勧める薬の効能効果なんだけどね、この日本語病名は現在のDSM-5では、説明も分類も出来ないんだけど・・・これ、変更する予定は無いのかね?」 「えーと、えーと、この件は持ち帰って、後日・・・・」