医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

この際、「人工呼吸器」に関する用語の勉強② 最近、よく聞くでしょ

Jackson Rees ジャクソンリース バックバルブマスク(BVM)の1つで、バッグに換気調整弁を有し、気道内圧調整能を有したBVM。主に人工呼吸器使用時に用いられる。
アンビューバックと違って、酸素他、酸素混合ガス~いわゆる「フレッシュガス」の供給が無ければ膨らまない。

 

Tryball? トライボール 商品名 呼吸練習器(流速型) 
 術後の肺合併症の予防・呼吸機能の早期回復に使う。トリフローと言う製品もある。  「5Fの煙森さんにトライボール訓練をやっといてね」「えー無駄ですよ、あの根暗の患者は、歩けたらすぐ煙草吸いに抜け出してますから・・・」

 

Bagging   バギング 人工呼吸法のひとつ。用手換気とも言う。
普通、バックバルブマスク・Ambu bag(アンビューバッグ)を用いる。
「欧東先生、大変です。5Fの阿寒森さん、呼吸してません!」 「アンビューやアンビュー持ってこい!」

 

Bucking  バッキング  人工呼吸中の咳きこみ 
「5Fの信田森さんのバッキングに気を付けてね、今夜あたりが特に危ないかも」

Fighting ファイティング 患者の呼吸と人工呼吸器の補助や強制換気が合わないこと。

 

Bag valve mask バックバルブマスク ドイツのAmbu社の商品名からAmbu Bag・アンビューバッグと呼ばれる。一般的に、アンビューと言う。 緊急時に「バックバルブマスクを持って来て!」では聞き返されるかも?