Supportive care サポーティブケア 支持療法 1980年代にアメリカやヨーロッパで発展した考え方で、治療に伴う副作用の軽減や、リハビリテーションなど、抗がん剤治療とは異なる様々な治療を指しており、緩和ケアと共通点を有している。
Best supportive care BSC 終末期の無理をしない治療 痛み緩和などが中心
「欧東先生、県立の中縞先生に頼まれて、打目森さんって58歳の患者さんを引き受けるけど、末期だしBSCでお願いするね、何でも未だに隠れてタバコ吸う暗いオッサンらしいぞ・・・」
Palliative Care =パリアティブケア・ 緩和ケア・ターミナルケア 癌患者の痛み・諸症状のコントロール 治癒を目的とした治療に反応しなくなった疾患を持つ患者に対して行われる積極的で全体的な医療ケア。ホスピスが終末期の医療を行う施設という語感があるのに対して、パリアティブケアは何を目標とするかによって規定された概念
Palliativeとは苦痛の軽減を指す言葉 Palliative Medicine= 緩和医療
「欧東先生、酢寒森さんはもうパリアティブへ回したら?」 「ダメだ!まだ数%の可能性がある彼には頑張ってもらうから・・」 「でもそれ、本人が長く苦しむだけでしょ?老人虐待って言われませんか?」
Sedation セデーション 鎮静 (薬で)意識レベルを下げて苦痛を緩和すること
鎮静薬を用いて意識を意図的に落とすこと。痛みは麻薬・鎮痛薬でも取れないことも多いので、意識レベルを下げて対処する。「セデーションは切ってあります」⇒患者は、鎮静剤等が効いていない状態(意識がある)
Temporary Sedation 一時的セデーション 睡眠を確保させる、手術時の不安や恐怖感を鎮静薬などを用いて落ち着かせる、などの場合
Permanent Sedation 最終的セデーション 死に至るまで持続的に意識レベルを下げること
Patient-controlled sedation 自己調節鎮静 , 自己鎮静管理
Sedative セダティブ 鎮静剤・鎮静薬、鎮静の