医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

嫌々でも「医学論文」に触れる人の為に ③ 「オーサー」「オーサーシップ」

Author オーサー  著者・ 論文の執筆者   「これ!first author は、あの京大の王西東教授なの? 酢寒森教授の500倍もインパクトファクターが有るって話しの? 」

  • Coauthor コオーサー 共著者・共同執筆者  
  • Senior author シニアオーサー 首席著者・上席著者: 通常、統括著者と同義
  • Last author 統括著者 通常、研究の統括管理者、研究室のリーダーなど
  • Contributor コントリビュータ 寄稿者

 

Authorship オーサーシップ  原作者や原著者、出所   学術研究倫理においては、論文の著者や共著者、 実験やデータ分析などにかかわった人を記載することをさす。 どこまで入れるかで 大学や研究機関などの規定として厳格な基準が設けられている。
 ゴーストオーサー・ゲストオーサー・ギフトオーサー等は許容されない。
gift authorship(ギフトオーサーシップ),ghost authorship(ゴーストオーサーシップ),guest authorship(ゲストオーサーシップ)  多数著者(multiple authorship)
Honorary Authorship オノラリーオーサー 名誉著者 
著者が相手への好意のしるしに、あるいは自らの箔付けをねらって、名ばかりの共著者を設ける。悪しき習慣・名義貸し。 これで、STAP細胞をめぐる騒動では世界的に著名な研究者だった笹井芳樹氏は、共著者となって、自殺に追い込まれた。最近では、韓国で、権力者の娘の高校生がオーサー(first author)となって論文発表(2週間インターン通学しただけ)し、その功績で医学部無試験入学が許されて、問題になってる。