Conference カンファ・カンファレンス・コンファレンス
話し合い,相談,会議・協議会 「大きい大会」や「公式の会議」という意味も。
本来は、学術的な会議(学会)や、研究会、国際会議などを言う。
Clinical Conference 医療検討会
「王東さん!今からすぐカンファなんです。用事なら、アポ取ってから来てください!」って、いつも言われるよね? でも、アポ電話には出てくれないし・・・・
Academic conference アカデミックカンファレンス これが日本で言う学会
Meeting ミーティング 会議・打ち合わせだが学術的な集会はカンファレンスを使う。
Case conferences ケースカンファレンス 医療の現場では患者の医療ケアの検討会
「医師・看護師・スタッフなど治療に携わる者が集まって行う症例・事例検討会」
①情報の共有,②問題解決,③方針の決定を目的とする。
「本日のカンファはまず、食道癌から胃癌その後肝臓にも転移が認められる5Fの安保森さんです。 欧東先生、いかがでしょうか?」 「あーうん、安保森さんはアルコールに弱い体質なのに何故か大酒が大好きで、喫煙も酷い患者でしょ? 体調不良でも一年以上も来院しなかったような手遅れ患者だよね。しかも、もうステージⅣbでしょ? 性格も悪いしね、僕はこれ以上彼に関わりたくないのが本音です、うん」 「せ・先生、それを先に言っちゃあ・・・・」
(注)アセトアルデヒドは強い発癌作用がある。勿論、喫煙もそう。ほぼ実話、これで最近友人を亡くして。今ちょっと落ち込んでます、《注》彼の性格はよかった)
Clinical Pathological Conference =臨床病理検討会
Walking conference ウォーキングカンファレンス 看護師が業務引き継ぎの際に患者のベッドサイドに行き患者やその家族の意見・希望も取り入れながら看護や治療の方針・プランを作成する患者参加型のカンファレンス
Death Conference デスカンファレンス 亡くなった終末期の患者(主にがん等)のケア状態の振り返り。今後の終末期ケアの質の向上につなげるのが目的。 特に患者が自殺した場合はリエゾンで関わった精神科医の多くが自信喪失,自責感,怒り,ストレスなどを経験。まして看護師やスタッフの衝撃はもっと強く、彼らのケアーの為にも大切となる。また、4人部屋で、同じような状態の「がん患者」の一人の粕森さんが、入院中に自殺した場合、同室の他の3名の患者の動揺・絶望・ショックは・・・・想像出来るでしょ? こっち側も含めたケアが必要となる。
Liaison リエゾン 橋渡し・連携・連絡 (組織間の) リエゾンナース=精神看護専門の看護師 精神医学においては、リエゾニスト(精神科医や心療内科医 臨床心理士)が継続的に他科の治療チームと協力する。