Burn バーン 熱傷
- Scald Burnスコールドバーン 高温の液体による熱傷
- Chemical Burn 化学熱傷 熱ではなく、化学薬品による皮膚の損傷
- Electric Burn エレクトリックバーン 電気熱傷
- Radiation Burn ラジエーションバーン 放射線熱傷
- Steam burns 水蒸気熱傷
Artz standards Artzの基準・アーツの分類 熱傷重症度の判定
その他に、Burn index や 熱傷スコア(SCALDS score)を使って判定する。
「猛阿寒森さんは、重症熱傷基準でIII度熱傷が30%以上です。今後生命の危険が高いです、(バーンインデックスで40か・・)・・どうぞ、意識がある今のうちに・・ 」
Baxter formula バクスター公式 熱傷受傷後24時間で投与する総輸液量の計算方法
熱傷の深達度(深さ) 他に広さ、気道熱傷の有無、などで判定する。
Ⅰ度(epidermal burn) 熱傷が表皮だけ
Ⅱ度(superficial dermal burn) 熱傷が真皮の一部まで達する
Ⅲ度(full thickness burn) 熱傷が真皮全体に達する。
Burn index バーンインデックス
BI=0.5×Ⅱ度熱傷面積(%) + Ⅲ度熱傷面積(%) (10~15以上を重症)
Prognostic burn index プログノスティック バーンインデックス(PBI 熱傷予後指数) PBI=BI+年齢 (100以上を予後不良と判定)
循環血液量減少性ショック(Hypovolemic Shock)出血,脱水,腹膜炎,熱傷などで起きる
Fat embolism ファットエンボリズム 脂肪塞栓症 脂肪細胞が血管を塞栓させて起こる病気。 外傷、手術、熱傷、炎症などにより、骨髄もしくは皮下の脂肪組織が遊離し、血管もしくはリンパ管内に流入して循環障害を来す。通常、受傷後12 - 48時間後に発症する。
Plasma Refilling プラズマ・リフィリング 間質から血管内へ体液(血漿成分)が移行すること 外傷、急性中毒などによって血管の透過性が亢進すると、血漿が間質へ漏れ出てしまう。 輸液療法によって回復が図られると、血管外に漏出した水分が血管内に戻ってくる。
Refiling phenomenon リフィリングフェノメノン・リフィリング現象とも
外傷,熱傷,急性中毒,環境障害,感染などの侵襲で起きる。