Aspirin(独)アスピリン NSAIDsのアセチルサリチル酸の別称 バイエルの商品名が一般化。血液を固まりにくくする抗凝血作用ももち、用量によっては動脈硬化の進行を防ぐ目的で使われる。代表的な消炎鎮痛剤で、日本で抗凝血を目的に使うのは適応外。
米国では、心血管(CV)疾患予防のために、3000万人近くが飲んでいるとされる。
(AIA:aspirin-induced asthma)アスピリン喘息も有名。
Aspirin dilemma アスピリンジレンマ 抗血栓薬としても使用されているが、シクロオキシゲナーゼの作用を阻害することにより、血小板でのトロンボキサンA2の生成を阻害し、血栓の発現を抑制する。しかし、血管壁のシクロオキシゲナーゼの阻害により、抗血栓的に作用するプロスタサイクリンの産生も阻害され、これにより血栓の発現をかえって促進。この両刃の剣状態のこと。
Aspirin resistance アスピリンレジスタンス アスピリン抵抗性 患者によってはアスピリンの抗血小板作用が機能せず、心筋梗塞や心臓血管死、脳卒中などのリスクが増大 する。 ⇔ aspirin sensitive
Dilemma ジレンマ・ディレンマ (独) 板ばさみ 両刀論法 葛藤 選択肢が二つあるがどちらも好ましくない結果を生みだすため、 にっちもさっちも行かない状態のこと。
hedgehog’s dilemma ハリネズミのジレンマと言う意味 ヤマアラシのジレンマ(日本)