Impact Factor、IF インパクトファクター 文献引用影響率(論文の影響力) 他の論文への引用回数などで計る。 文献引用影響率とは、特定のジャーナル(学術雑誌)に掲載された論文が特定の年または期間内にどれくらい頻繁に他の論文に引用されたかを平均値で示す尺度。 論文の評価で最も重要なのはコレ!
「あのね欧東君!昨年のインパクトファクターはね、The New England Journal of Medicineが 72.4 でね、The Lancetは 47.8 なんだよ。 まっどちらでも君では掲載は難しいがね・・・」
「ところで、会社帰りの飲み会で”粕森の馬鹿野郎!”と言うキーワードのインパクトファクターは、ほぼ100%?だと思うけど・・・どうよ?」
Altmetrics オルトメトリクス 論文評価指標 論文の引用数を反映するだけでなく、論文の閲覧数、 ダウンロード数、フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアや報道機関でのコメント数など、論文がもつ影響力のさまざまな面を反映。従来のインパクトファクターより、評価の幅が広がっている。
Science Linkage サイエンスリンケージ 特許1件当たりの平均論文等引用件数 製品やサービスに利用される技術(産業技術)がどの程度、科学(サイエンス)に依拠しているかを示す指標。この計算方法を用いると、日本の産業技術群(日本企業の特許出願)は米欧のそれらに比べてサイエンスリンケージがかなり低いと評価されている。
Paper ペーパー 論文の事
Article は 論文の意味もあるが、主に新聞や雑誌などの記事・論説の意味で使う。
「今度来るの欧東教授のペーパー数はね、安保森教授の倍らしいよ! 何とインパクトファクターは400倍もあるんだって・・・安保森って何やったんや!」
Regular Papers, Original Articles 原著
【学術論文の種類】 学位請求論文などは別
Journal=代表的な形式。査読を経て学術雑誌に掲載される。学術雑誌(academic journal)に掲載される論文という意味(普通、学術論文と言えばこれ!)
Letter=比較的短い形式の論文。一般に査読を経て学術雑誌に掲載される。
Review=ある分野の研究結果をまとめた形式の論文。
Proceedings paper=学術会議・学術大会 academic conferenceで発表される論文。
Abstract=ジャーナルなどの予稿。論文の一種と見なされることがある。