医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療用語集 「他人」特集   勿論、カタカナ語だけです。

Alien-Hand Syndrome エイリアンハンド症候群 他人の手症候群 

Alien limb syndrome 脳梁の損傷などで腕が、自分の意思とは無関係に動いたり、動かなくなる症状 

「こら!助森!お前隣に座った女子高生の尻を触ったんだな? 素直に白状しろ!」

「ち・違うんです。私はエイリアンハンド症候群と言いまして病気なんです・・・石町の商日ビル5Fの中縞医院の先生を呼んでください! 誤解です。ええ、触ったかもしれませんが・・だからそれは・・」 「言い訳するな!こいつ逮捕だな!」

 

Autosogy オートソジー 他人を見て,自分とうり二つのコピーだ、と確信する。その相手のことをオートソジーまたは二重身という。「どうも縞田さんは太田君のことをオートソジーやと思っているらしいぞ・・・太田君!出世のチャンスやぞ!」

 

Schadenfreude シャーデンフロイデ(独) 自分が手を下すことなく他人・他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情。 「ざまあみろ」の感情で、日本語なら、「他人の不幸は蜜の味」とか「メシウマ(ネット用語)」が近い。 「欧東さん、助森さんが痴漢で捕まった後、何かご機嫌ですね? シャーデンフロイデですか?」

 

Familiar stranger  ファミリア・ストレンジャー 顔はよく知っているが、挨拶したことも、話したこともない 見慣れた他人のこと。 通勤電車の顔見知りの他人とか  「待ち」の人間関係と言われる。 「欧東さんと他森さんの関係って、まさにコレじゃないんですか? 周りの空気が冷たすぎるんですけど・・・・」

 

Fregoli フレゴリー症候群・フレゴリの錯覚 誰を見ても、それを特定の人物と見なす現象。全くの見知らぬ他人を、よく見知った人物と取り違えてしまう現象。妄想の一種
「錯森さん、またフレゴリですか? 私は貴方の大好きな中縞先生じゃありません、欧東です。えっ、担当医師の変更? できません!(わがまま言うんじゃねえ!)」

 

Doppelgänger ドッペルゲンガー(独)(英)直訳は「二重の歩く者」        自分の姿を自分で目にする幻覚現象  自己像幻視。「生きている人間の霊的な生き写し」を意味する。 分身ないし代役・替え玉の意味で使うことも 
Bilocation バイロケーション もほぼ同じ意味   

「欧東先生、毎晩タバコを吸いに行く自分を見送っている自分が居るんです。」

「煙森さん、それで実際に吸わなくて済むなら、別にいいじゃないですか? タバコ代が浮くし、健康にもいいでしょ・・・」