医療用語集 tttake’s diary

医療用語研究(勉強)  略語・隠語・ドイツ語・英語・カタカナ語などを紹介・おすそ分け。

医療用語集   ボツリヌス菌の語源は、ソーセージって知ってた? 何故かな?

Clostridium botulinum ボツリヌス菌 嫌気性菌で土の中に芽胞の形で広く存在
ラテン語でソーセージを意味するbotellusから(昔、ソーセージで食中毒が流行)
1歳未満の子供の蜂蜜によるボツリヌス感染は有名。腸内細菌叢が未発達の為。
botulism ボチュリズム ボツリヌス中毒

 

Sausage shock ソーセージショック 世界保健機構(WHO)の研究機関が「ソーセージなどの加工肉の発がん性」を発表。  加工肉を1日50グラム食べると、結腸や直腸のがんにかかるリスクが18%高まるという内容。  ドイツなどで衝撃が走った。
「肉森さんはソーセージを毎日ねえ? 野菜も食べない、おまけに飲酒・喫煙でしょ。直腸がんは、自業自得かと・・」

 

Hot dog headache ホットドッグ頭痛  ホットドッグを食べた後に起こりやすい頭
原因はソーセージやハムなどに使われている発色(亜硝酸塩)・防腐剤によって血管が
広げられ、ズキズキとした頭痛が起こる。「欧東さんはホットドッグハッピーなんでしょ? 頭痛くならないの?」

 

Nitrosamine ニトロソアミン 基 =N-NO をもつ有機化合物の総称 発癌性をもつものが多い。ハムやソーセージに発色剤・防腐剤として存在、亜硝酸塩からヒトの体内でも生成する
Nitroso compound  ニトロソ化合物  R−N=O 構造を有する有機化合物