IP・Identified patient アイデンティファイド・ペイシャント 「患者とされた人」
identify 〈…を〉(…に相違ないと)確認する; 見分ける
この言葉が必要である深い理由は、「患者とされた人だけが患者ではない」ということ。例＝ひきこもりの息子に絶望した母親が、自分の鬱をきっかけとして来院、彼女の治療につながった。この場合、母親は「IP」であるのと同時に、医療機関に来る力すらなく、もっと病理の深い「ひきこもりの息子の引森ジュニアさん」を、間接的に治療につなげたことになる。出血するような怪我なら、救急車を呼ぶよね。心が大出血してるような患者は？どうする？ 自分では病院に来ないし・・・
来院患者は、まあ元気な患者。 病院に来る意欲も体力も残っている。
Social withdrawal 引きこもり （学業や就職をしておらず家の中に閉じこもってすごす。） この定義だと、定年後に外に出ない人も引きこもりって言うんだね。
nature-deficit disorder ネイチャー・デフィシット 自然と接する機会の不足による心的、身体的な病気。引きこもりやゲーム依存症から花粉症まで、さまざまな現代病。
Neet ニート（Not In Education, Employment or Training の略） 十五歳から三十四歳までの、家事・就学（通学）・就業をせず、職業訓練も受けていない者
ネオニート＝企業に就職せずとも十分な収入を得ている人のこと。
「汚いジーパンで、一日中パソコンの前に居て、年収1億円の欧東さんとか・・・」
社内ニート・オフィスニート＝仕事が無いため、社内でほとんど働いていない労働者
「欧東さんの会社って、何してるか判らないオフィスニートの部長だらけ？って本当なの？」「ふーん、やっぱ、本当なんや！ ただブラブラして、パソコンを眺めて、定年を待ってるんだね。えっ外に出したら交渉相手と問題を起こすんや、それでか？」
