- Heparin ヘパリン 抗血液凝固薬(物質) 三種類が流通している。
肝臓で生成される酸性ムコ多糖類 間接的に血液抗凝固作用を持つ
①未分画ヘパリン(=標準ヘパリン)血中半減期は0.5時間から1時間
②低分子ヘパリン 血中半減期は約2-4時間
③ヘパリノイド 血中半減期は約20時間 - Heparin Lock ヘパロック・ヘパリンロック 血管内のカテーテルの血液凝固を防ぐために、ヘパリン生食をカテーテル内に充填すること。 留置針を再利用するために、ヘパリン加生理食塩水を10mlくらいフラッシュして、三方活栓の部分で蓋をして、留置針~延長チューブの部分を取っておくこと。
Flush フラッシュする。= 点滴ラインなどの管内に溜まっている液体を押し流すこと。 点滴ルートの側管から直接薬剤を静脈注射すること。 また早く薬を身体に入れるために、薬を入れた後に、生理食塩水などで薬を押してあげることを言う。 - Heparin Bridge ヘパリンブリッジ 心房細動で予防的ワーファリン、抗凝固薬を使用中の患者が待機的手術を行う場合、抗凝固薬は中断する必要がある。 中断している間、ヘパリン等による繋ぎ療法(ブリッジング)が行われる。 普通、ヘパリンは手術6時間前に中止する。
Warfarin ワーファリン=経口抗凝固剤「ワルファリン」の商品名
筆者が心房細動に苦しんでいた時に、主治医からワーファリンを常に飲むように
勧められましたが、拒否してました。 主治医の勧める理由は、主に脳梗塞・脳塞栓・血栓の予防 筆者が拒んだ理由は登山中の怪我等で出血したときに止血が
難しくなるからでした。その後、不整脈はカテーテルアブレーションで現在は完治。 - Catheter Ablation カテーテルアブレーション 心筋焼却術 不整脈の治療で、大腿部内側からカテーテルを通して、心筋の異常部位を焼却治療する。筆者の場合、事前にセルシン1錠飲むだけで麻酔もなし。リアルに心臓が熱かった!